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貴島誠一郎制作統括。以前の東芝日曜劇場の枠で放送されている。 僕の同期である、47歳になったおじさんたちと話していて このドラマが面白いという話が何度か出た。 彼らに、そこまで言わせるのはよっぽどのことだなと思い、 2回目と3回目をまとめてみる。 霞が関の通産省の役人たちが中心となったドラマ。 戦後、日本の復興期にどのようにして国内の産業を活性化したのか? そのことが官民一体となって行われたことがよくわかる。 戦後に様々な会社が興り、 世界的な企業になるまで我々の先輩たちは懸命に働いた。 その熱い時代の物語だからこそ、 われわれの気持ちを捉えるものがあるのだろう。 キャストが素晴らしい。 佐藤浩一、境雅人をはじめ北王子欣也、船越栄一郎、杉本哲太など。 渋い。男ばかり。 繊維工場の親父さんを演じた桂ざこばがいい。 お笑いの芸人を長くやると独特の味が出てくる、 それが俳優をする段になっても生きてくるのだなと思った。 14インチのテレビの開発に多くの会社がしのぎを削っている。 多くの会社から30社だけを選定し テレビメーカーとして認定していく作業が行われていたらしい。 自分自身が生まれる前のことなので、こんなことがあったんだと驚く。 現在は、世界的な企業も 中小企業から始まったんだなということがよくわかる。 まだ、東京タワーが建築中のころ、まさに昭和な風景がたくさん出てくる。 美術などにいったい幾らくらいの費用をかけているのだろう? 氷をいれる方式の昔の冷蔵庫が出てくる。 ああ、おばあちゃんの家にあったなあと思いだす。 3回目は対米輸出の問題。 日本の繊維産業が米国に脅威を与え出し、 米国は日本に輸出の自主規制を求める。 現在、繊維産業は完全に中国にとって代わられている。 あの時代工場で高品質の製品を作っていた人たちが、 いまはユニクロの中国の工場などで 中国人に品質を保つための工夫を教えている。 もとい、 繊維の輸出規制を対米の外交的な面から、 実行していかなければならないと考える政治家と、 自分たちの繊維産業を発展させたいと思っている企業と それを後押ししたい通産省の役人たちの葛藤が始まる。 誰もがみんな豊かになるのだという一方向の価値観だけで 生きてこられた世界が描かれる。 あの頃は、先輩の家に行って、そこで酒を飲みながら議論するということが 普通に行われていたんだなあと思う。 妻たちは料理などの準備に大変である。 彼らは先輩の家に泊まって、翌日そこから出勤していたのだろう。 人間関係が濃い時代。 そのような風景と通産省の役人たちの熱い思いが画面一杯に描かれている。 いまの時代に、あのような熱い時代があったということが オジサンたちのこころを揺さぶるのだろうか? ものつくりの国、日本が ものをきちんと作ろうとしていた時代のドラマである。 しかしながら、このドラマ、 この時代に何故かフィットしているのが面白いなと思った。 城山三郎の原作も読んでみたくなった。
by haruharuyama
| 2009-08-01 06:12
| TV
|
Comments(2)
Commented
by
PowerBallade
at 2009-08-01 16:04
x
このドラマはねー、うちも録画していて家族はみているけど、僕はうーん、なんだよね。
何でこの時期に役人たちを描いたドラマをやったのかな。 TBSって独特の感性をもっているよね。ちょっと空気読めやともいいたくもなる。 プロジェクトX、電子立国日本の自叙伝みたいに企業人の側にたって彼らの奮闘を描いたものは共感できるけど、どうも役人側のは首を傾げたくなる。 国際競争力を付けるために、参入企業を制限したりしたあたりが、どうしても許せなくてね。 と、いいつつもう3回も見ているのでした。 キャストは確かにすばらしいね。
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Commented
by
haruharuyama at 2009-08-02 10:13
PBさん。コメントありがとうございました。あの時代を描くと製作費も高くなりがちですが、TBSは、「華麗なる一族」みたいに気合いを入れて作っているようで、やはり、その熱気が伝わってくるのではないでしょうか?だから、話題にのぼるのか?
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