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月刊ヤマガタと題された特集上映。 月に一度、シネマート六本木で、 山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された 過去の作品を流すというもの。 YIDFF(山形国際ドキュメンタリー映画祭)の東京事務局が 主宰して行っている上映会である。 藤岡朝子さんという事務局の方が精力的に活動されており 本当に頭の下がる思いである。 10月はいよいよ山形で2年に1度の映画祭が始まる。とっても楽しみ。 ここで食べる芋煮や蕎麦、お酒の味が忘れられない。 そして、朝は山形城内をジョギングする。 毎日数本のドキュメンタリー映画を8時間近く見て、 夜はおいしい山形の料理とともに映画を語り合う。 少し肌寒い気候が、またいい。 東京から新幹線で、3時間以内で山形に到着する。 さて、本日は2本の上映。 最初はベトナムのドキュメンタリー映画。1986年作品。 20年以上前だからベトナム戦争直後のベトナムを描いたものと言えるだろうか? 乾燥煉瓦を作り積む作業などが映し出される。 ベトナムの映画作家の映像エッセイのような。 当時のベトナムの人々と風景が映し出されており興味深い。 やはり、三角の帽子をみんなかぶっているのだと納得。 ベトナムでの弱者が映し出される。 ひとつは,らい病の患者と家族たち。 この病気のことを扱った日本映画「砂の器」は今見ても、とても良く出来ている。 らい病の人たちが次々と映し出される。 もうひとつは墓掘りを職業にしている者たち。 そして、様々な人に監督は「思いやり」についてインタビューしている。 監督の恩師だった学校の先生が、教師をやめ、 アルバイトで野菜を売っている現状が映し出されており、 いったいなぜ彼はそのようなことになってしまったのか? 複雑な気持ちになった。 一度、ベトナムに行ってみたいと思った。 もう1本は、1965年製作のフランス映画。 これは日本で撮影された。 フランス人スタッフは前年の東京オリンピックの取材で フランス語を喋るクミコと知り合う。 ここで、クミコと1965年の東京の風景が描かれる。 クミコはいわゆる西洋人が見るエキゾチックな顔立ち。 良く、ファッションショーなどで東洋人の典型みたいな人がでてくるが、 まさにそのタイプのアジアンビューティ。 フランス人スタッフはその容姿にまず興味をもったのかもしれないなと思った。 そのクミコがたどたどしいフランス語で 自分のこと日本のこと日本人であることなどを語りながら 東京の街をさまようのである。 ヌーベルヴァーグの影響が見られる。 クミコは銀座や浅草などを歩く。 インサートで一瞬、広島でロケーションされたフランス映画「24時間の情事」の 庭園シーンが映された写真が映し出される。 当時のフランス人は日本に対してどのようなことを思っていたのだろうか? なかなか興味深い映画だった。 東京オリンピックまでに首都高が整備され、 羽田までのモノレールが開通したその日本の戦後の馬力を感じるものでもあった。 音楽は何と、武満徹!
by haruharuyama
| 2009-09-11 06:29
| ドキュメンタリー
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Comments(2)
Commented
by
スペイシーわんこ
at 2009-09-11 12:50
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『不思議なクミコ』は20年ほど前でしたか、"不思議の国日本"を題材にした外国映画の特集映画祭のチラシで見掛けて以来、ずっと気になっておりました。
『ル・ミステール・クミコ(Le Mystere Koumiko)』という原題の響きや、KumikoでなくKoumikoという綴りが可愛らしくて、クミコさんという名前が何となく羨ましかったりしたものです(笑)。 最初は'80年代の映画だと思っていたのですが、東京オリンピックの時の東京が舞台なのですね。この作品を含め、クリス・マルケル作品のラインナップには心惹かれます。
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Commented
by
haruharuyama at 2009-09-12 08:12
スオエイシーわんこさま。コメントありがとうございます。この映画、当日まで何を上映するのかお知らせがなく、たまたま行ったらやっていたという次第でした。チラシには「思いやりの話」他1篇と記されておりました。
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