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雨が少し降る中、三鷹市芸術劇場に向かう。 春風亭昇太の独演会は本多劇場で観たのが数年前だった。 それ以来の独演会。 開演時間になるとジャンパーとジーンズ姿で帽子を被った昇太が マイクを手に持って舞台にやってくる。 そこでマクラとも言えないような、よもやま話をする。 お客さんが時間どおりに集まらないだろうという予想のもと、 ここでお客さんに楽しんでもらいながら 時間調整をしていると本人が言っていた。 昇太ももうすぐ50歳になるそうである。 あのキャラクターだと もっと若く見えるのは確か。 ええ!50歳!と驚く。喋り方、喋る内容、喋る口調 そのどれもが50歳とは思えない。 子供っぽいと言ったら言い過ぎ? その昇太の男の子っぽさがオバサマファンたちを夢中にするのではないだろうか? 「笑点」では、昇太はまさに若手! そして、その若手がこの番組に出ることで 周囲の昇太に対する反応がすごく変化したそうである。 年上のファンが圧倒的に増えた。 余談だが最近、三鷹の駅前で奇妙な演歌を歌う顔の濃い男性がいる。 氷川きよしの歌などを先日は歌っていたのだが、 このようなストリートミュージシャンだと 普通女子高校生などが見に来るというようなのがイメージだが、 ここには60歳代70歳代と思えるおばさんファンが集まって 彼が歌っているのを見ていたのである。 三鷹版、氷川きよし? この日も駅前で彼は歌っていた! 昇太も、そのような道を「笑点」の出場によって進んでいるのか? それは彼の本意なのか?どうなのか? 開口一番は昇太の後輩にあたる、三遊亭遊雀。 出てきてあきらかに昇太より年上に見える。 舞台を睨みつけながらやる落語は、独特。 演じている間、遊雀さんは、僕のことを睨みつけながらやっているのではないか? というような気になるのである。 「堪忍袋」ってこんな話だっけというような奇妙な印象が残るものになった。 昇太は「笑点」出場のエピソードをマクラにしながら、「ちりとてちん」をやる。 ちりとてちんとはこのような食べ物だったのか?ということを初めて知る。 とともにドラマの「ちりとてちん」の原点はこのような話だったのか?も同時に知る。 昇太の芸は本当に天真爛漫を絵にかいたような芸である。 誰のことも悪く言わない。 意地悪を言ってもそれは子供の喧嘩レベルの言い方でしかない。 ひねくれたところが全くない。 まるで小学生のような精神性をもった男が 50歳近くになるまで、そのまままっすぐに生きてきたかのような 印象が彼の持ち味なんだろう。 それは、他の噺家には真似の出来ない。 彼は、この年にしては、むちゃむちゃ薄っぺらだと、 人間としての底が浅いと自らのことを語り、 それが自分の持ち味だと思って受け入れている。 昇太の強さの秘密でもある。 続いて新作落語「力士の春」。 小学生のときから大相撲の教育を受けた子供がいたらというもの。 昇太のテンションが上がるたびに客席も盛り上がる。 休憩挟んで、「寝床」。 大家さんが番頭を義太夫を歌いながら追いかけてくるシーンは 荒唐無稽でありお笑い「エクソシスト」のような奇妙な寝床となっており、 落語とはやはり観客と一緒になって想像力を共有しながら 作っていくものなのだなということを今回の独演会を見て再認識した。 終演後Kさんと吉祥寺の蕎麦屋へ!
by haruharuyama
| 2009-10-04 08:54
| 舞台
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Comments(2)
9月29日にマリオンで翔太さんの落語会見ました。
私は落語あんまり詳しくないんだけど、 翔太さんの、飄々として遠慮なく忌憚なく 芸の間に言いたい事を言う、というノリが、 ただひたすら観客のカリスマとなる音楽のライブでもなく、 誰かに気を使って話してるような芸能人のライブでもなく、 新鮮でした。 シークレットゲスト、なんと花緑さん! そっちも超面白かった〜
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Commented
by
haruharuyama at 2009-10-05 06:54
akubiさん。コメントありがとうございます。噺家のライブの立ち位置が何となく伝わってきて参考になりました。生落語はCDやTVとは別物ですね。そして、ライブがやはりいいですね。
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