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◎舞台芸術 1、「転校生」フェスティバル/トーキョー プロデュース SPAC製作(@池袋芸術劇場中ホール) はじめ、フェスティバル/トーキョーの作品群に。 2、「花は流れて時は固まる」(@にしすがも創造舎)他 BATIK&黒田育世 一連の作品。 3、「一月三日、木村家の人々」二騎の会(@こまばアゴラ劇場) 4、「春琴」(@世田谷パブリックシアター) 5、「沼袋十人斬り」THE SHAMPOO HAT(@ザ・スズナリ) 6、「アンドゥ家の人々」さいたまゴールドシアター(@さいたま芸術劇場) 7、「斎藤幸子」パルコプロデュース(@ル・テアトル銀座) 8、「ユートピアの岸へ」トム・ストッパード作品(@シアターコクーン) 9、「ケモノミチ」ブルドッキング・ヘッドロック(@中野MONOシアター) 10、「モロトフカクテル」タカハ劇団(@座・高円寺) 11、「アグリカルチャー」弘前劇場(@ザ・スズナリ) 12、「東京裁判」パラドックス定数(@北区PIT) 13、「世田谷カフカ」ナイロン100℃(@本多劇場) 14、「関数ドミノ」イキウメ(@赤坂RED THEATER) 15、「社会派すけべえ」毛皮族(@駅前劇場) ○番外:ソロ公演 1、フキコシソロアクトライブ(@世田谷パブリックシアター) 2、清水宏ソロライブ(@よみうりホール) 3、松元ヒロ ソロライブ(@紀伊国屋ホール)ほか(@弁護士会館) 今年は、東京都が中心となった舞台芸術のお祭り、 フェスティバル/トーキョーが春秋二回行われたこと。 野田秀樹さんが池袋芸術劇場の芸術監督に就任されたこと。 面白い試みと新しい変化が生まれ始めてきた年になりました。 また青年団から出てきた劇作家、演出家たちが 大きな成果を挙げてきている年でもありました。 「転校生」には驚きました。 平田オリザ作。飴屋法水演出。 飴屋さんの演出と出演していた女子高生を中心とする俳優たちの生に満ちた力強さが、 圧倒的な余韻をいまだに引きずっています。 「音の記憶」がこんなにも強く残るのか? ということを実感した舞台でした。 「花は流れて時は固まる」 今年は、これ以外に計3本のBATIK作品を見ているのですが、 どれも強く印象に残るものでした。 その中でもフェスティバル/トーキョーでの本作は完成度が圧倒的に高く、 その素晴らしさに目を奪われました。 世田谷パブリックシアターでの黒田育世の独舞「ヴォレロ」も圧巻でした。 「一月三日、木村家の人々」 年始早々から七輪で焼き肉なのかと思ったら、 窓にガムテープで目張りをするという冒頭のシーンが印象的でした。 介護の問題はもう他人ごとではすまされない、 みんなの問題となっています。 「春琴」 昨年のベスト入りに続き今年もベスト入り。 再演の方が初演を上回ることがあることが、こうしてわかります。 と同時に、座る場所、俳優の調子、見ているものの調子によって 舞台の見え方が様々に変わっていくことを知るにつけ、 まさに舞台芸術との出会いは「一期一会」 という心境になっていくのです。 「沼袋十人斬り」 THE SHAMPOO HATの赤堀さんは この作品でポーンと抜けた!印象を持ちました。 俳優としての赤堀さんも含めて愛すべき作品となりました。 「アンドゥ家の人々」 さいたまゴールドシアターの取り組みがこうして高いレベルで実を結びました。 多くの60歳代70歳代の素人だった人たちを このレベルに至るまでに成長させたという事実に驚きました。 これも、ひとえに、さいたま芸術劇場と蜷川幸雄の熱意のたまものであります。 「斎藤幸子」 ラッパ屋、鈴木聡の傑作戯曲がパルコプロデュースで斉藤由貴の「斎藤幸子」として、 河原雅彦演出でリメイクされました。 大きな小屋を上手に使って、とってもウェルメイドな舞台に仕上げていった 河原の手腕に拍手! そして斉藤由貴の名コメディエンヌぶりに感謝! 「ユートピアの岸へ」 トム・ストッパードの9時間にわたる戯曲を俳優たちは良く演じました。 そして観客も頑張りました。 ロシアの近現代史を改めて勉強したくなりました。 9時間後のカーテンコールは俳優と観客たちが同士となり 一体となった拍手に包まれていました。 蜷川幸雄演出。 「ケモノミチ」 主宰の喜安浩平が、僕は個人的に好きです! もっと人気が出ていい劇団だと思うのです。 本作も緻密な戯曲と荒唐無稽な展開が一体となって 不思議で力強い舞台が生まれ出てきました。 「モロトフカクテル」 主宰の高羽彩さんが20歳代であると聞いてたまげました。 彼女の知らない全共闘世代の物語を このように構築する手腕は注目に値する才能だと思いました。 「アグリカルチャー」 農業をこうしてテーマにする演劇が登場するのも 時代が変化してきているからだと思います。 弘前をベースにした劇団だけあって 農の問題はリアルであり、一筋縄ではいかない問題も同時に たくさん抱えているだろうことが伝わってきます。 同じ、弘前ベースでやっている「渡辺源四郎商店」(畑澤聖悟主宰) とともに応援していきたいです。 「東京裁判」 パラドックス定数の傑作舞台の再演です。 北区PITという独特の狭い地下室が終戦当時の雰囲気を思い起こさせ チカラ強い舞台となりました。 広島出身の男が語りだす下りは秀逸でした。 「世田谷カフカ」 カフカをKERAさんが料理するとこのようになるのかと思い、 面白く、頼もしく見せてもらいました。 いくつものカフカの物語が複雑に交錯し それが奇妙な味となって新しい世界を作っていきました。 「関数ドミノ」 前川知大の活躍が続いています。 今年は、小泉八雲の話をまとめた「奇っ怪」(@シアタートラム)などが大人気となり、 高く評価されました。 しかしながら、前川の本領はイキウメの中で発揮されると思います。 一筋縄ではいかない構成や戯曲ですが、 その奥底に潜むものが知的刺激を与えてくれます。 「社会派すけべえ」 毛皮族の江本純子が今年は大きく飛躍した年として記録されることでしょう。 「劇団、江本純子。」の立ち上げ。 毎月の公演。豊富な創作意欲が彼女の飛躍のバネになったのでしょうか? 物語に破綻がなく、それでいてエロスを感じる素敵な舞台となりました。 また、ソロのアーティストの公演に光るものがありました。 「フキコシソロアクトライブ」 完成度の高さに驚きました。 吹越満本人の演技やパフォーマンスに対する真摯な姿勢を見た舞台でした。 極度の集中力で2時間以上をやりきるのは半端なことではできません。 「清水宏ソロライブ」 昨年に続き、ことしも興味深いものを見ることが出来ました。 「挑戦シリーズ」はフィギュアスケートの大会に出場するというもの。 面白可笑しく人に伝える技術というものが確かにあるのだと納得。 「松元ヒロ ソロライブ」(@紀伊国屋ホール)&(@弁護士会館) 今年は紀伊国屋ホールで二度ライブを見て、いつもの「語り」のレベルの高さに感心。 そして彼の話をする対象に対する感じ方に共感し、心に残る舞台となるのです。 その中でも圧巻だったのが弁護士会館で行われた イベント「昭和史における憲法9条―その今日的意義を考える」(長いタイトル!)でした。 そこで松元ヒロが演じた、「日本国憲法くん」 この憲法前文に書かれている高邁な言葉に感動し、 この言葉を理想のまま、止めておいてはいけないと思わせるものでした。
by haruharuyama
| 2009-12-30 14:57
| 舞台
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Comments(2)
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通りすがり
at 2009-12-31 05:39
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「斉藤幸子」ではなく「斎藤幸子」ですよ。
名前の画数が不幸な画数という話なので、漢字を間違えて書くとダメですよ。 「斎藤幸子」は2010年1月16日にNHK-BShiで放送しますね。
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haruharuyama at 2010-01-03 16:36
通りすがりさま。お返事が遅くなってすいません。そして、コメントありがとうございます。早速、修正しておきます。NHKの番組も楽しみですね。
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