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3000人以上入るこのホールが、数日間満員になるのがいつも驚きである。 観客は席を立ってスタンディングで鑑賞することなく、 ある男のトークとそれに付随する音楽を時には笑いながら静かに聞いている。 打合せがのびてしまい1部には間に合わず2部の途中から参加。 さださんが喋っている。今回のまさしんぐワールドは 昨年12月さださんのお父さんがなくなったのに合わせて、 親父を供養することも含めて親父さんの話とそれにまつわる歌が披露された。 2月には親父さんを送る会を行ったそうである。 さださんはいつまでも家族や故郷そして友人たちとのつながりを描き続けている。 人のつながりが創作のエネルギーを生み、 創作から産まれた感動を伝えるチカラがまた人のつながりを作っていく。 そしてさださんはその運動を持続させる。 10年も20年も持続させる。 持続していると何とかなることをさださん本人が一番わかっているのだろう。 さださんの人生観には、人生はつらいことばかりである。 うまくいかないことがあって当たり前という観念から 生み出されるものは逆に希望に満ちて来る。 希望を持って大変な状況を何とかチカラを合わせて生きていこうぜ! というメッセージが伝わってくる。 さださんの親父さんは中国に戦争に行っていた。 日中戦争である。 終戦後、同じ部隊の部隊長さんが一緒に帰ろうと言ってくれたので 親父さんは日本に帰ることになった。 実際は中国にとどまって家族を作りそこに残り続けた兵士もたくさんいたらしい。 親父さんと部隊長は一緒に長崎まで戻る、そこで部隊長さんの妹と 親父さんは結婚しさだまさしが生まれた。 さださんの親父さんは長崎で材木商を営んでいたそうである。 材木を山に買い付けに行ってそれを切り出し材木にして売るのである。 親父さんは山に材木の見立てにいくときは幾日も 山でテント生活をし家に長い間戻ってこなかったそうである。 その親父さんがさださんが小さい時に楽器を習わせようとしたそうである。 当時からピアノは高級品で20万円以上していたそうである、 親父さんは、そこに置いてある3000円のバイオリンを見て、 長男にバイオリンを習わせることにした。 さださんが子供のころは材木商も調子が良く裕福な家庭だったようである。 が、ある日長崎に大きな災害が来た。 親父さんが持っていた材木はその災害によって全て流出する。 親父さんは無一文になった、というか借金だけが残った。 さだまさしはそこからとたんに厳しい生活を余儀なくされるようになった。 ただ、バイオリンだけは続けており、バイオリンの先生に さださんが高校の時にギターを持って来てフォークばいうのをやりたかと思うてるんやが、 というような長崎弁で先生に語る、 当初、とまどった先生はじゃあ、1曲うちょうてみ!みたいな感じで さださんはグレープの相方の同級生とともに楽曲を披露する。 先生はその曲に感動して、親父さんにさださんが フォークソングをすることを勧めたのである。 それがクレープの始まりであった。 「精霊流し」が唄われる。 その後も親父さんはさださんに色んな人を紹介する。 アンコールで唄った「風に立つライオン」のモデルになった医師も 親父さんの紹介だそうである。 さださんは親父さんの莫大な借金を歌を作り続け唄い続けることで返済し、 映画「長江」のさらなる莫大な28億円の借金を さらに歌を歌い続け曲を作り続けることで返済していった。 ものすごい人生を淡々とまるで古典落語のように語る姿は、 さすが高校で落語研究会だけあった人だねえ!と感心した。 その「長江」の総合プロデューサーに名前がのっているのが、 そのさださんの親父さんだったそうである。
by haruharuyama
| 2010-05-24 07:33
| 舞台
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Comments(2)
Commented
by
yukio1118
at 2010-05-24 23:18
x
僕も昔はグレープをよく聴いていました。
「精霊流し」が正しいと思います。
0
Commented
by
haruharuyama at 2010-05-25 08:47
yukio1118さん。コメントありがとうございました。早速、修正します。
i-padもうすぐですね。
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