1昨年?に引き続き、プランナーのIさんが「笑点」の鑑賞券を引き当てた!
凄い!会場は長蛇の列が出来ている。
開場まで外階段で待たされる。むちゃむちゃ暑い!
でも無料なので文句は言えない。
入場するとその温度差で嬉しくなる。
現場ディレクターが入場者たちに対して、
暑い中じーっと我慢して待っていただき本当に申し訳ないと語る。
昭和39年(1964年)にこの後楽園ホールが出来たので、
空調などが完備されていない。
当時はエアコンみたいなものはなくクーラーを付けて暑さをしのいでいる。
当然、ロビーなどもなく暑い環境で皆様を待たしてしまい
大変申し訳ないと。
不特定多数の人々を相手にする際に
大切な礼儀(儀礼?)だと思った。
説明責任を果たしつつ、
この暑い夏の問題は解消されるのだろうか?
公立小学校はいまだにエアコンの入っていない教室が多いと聞いた、
7月や9月の授業はさぞや大変なことだろう。先生も生徒もそうである。
人間がものを考えるために必要な温度というのが確実にあるのだろう。
「笑点」はこの後楽園ホールに朝7時から入りこのセットを立てこむ、
そして観客を入れるのがほぼ12時、そこから二本録り収録が始まる。
ほぼ2時間弱で収録を終え、16時までに完全撤収する。
夜は格闘技などのイベントがあるので、それの準備が始まるらしい。
そのスケジュールを聞いて、効率の良さとコスト管理の緻密さと
時間管理の術に舌を巻く。
さすが2000回以上の収録を行って来た試行錯誤の結果が
ここにあるのだなとプロデュース的な視点から感心しきりだった。
歌丸さんの会場での挨拶の収録から始まる。
基本的に全てワンテイクで進んでいく。
ロケット団の漫才が始まる。
時事ネタ満載の漫才はとても面白かった。
拍手の合図に合わせて観客は拍手をする。
エキストラを雇うよりもいいかもしれない。
この日は暑かったので客席の入りも8割くらいだった。
そして、大喜利の二本立てが始まる。
独特な緊張感が大喜利のいいところ。
これはあらかじめ事前にお題が与えられ考えているのだろうか?
それとも?
その場の思いつきだと思われるネタも明らかにあるけど、
これをすぐに思いつけるのは天才的だ!
と思われるような返答もたまにある。
そのゆったりとした絶妙なやりとりがいい。
生で見るとその緊張感とともに楽しめる。
これが公開録画をライブで見ることの楽しみ。
これがTVでの生放送だったならどれだけ客席は面白いだろうと思った。
紅白歌合戦の現場はそうなんだな!
最近、毎日のように聞く
「U-STREAM」の活用はその効用を知るところから始まるのかも知れない。
生の復権である。
「8時だよ全員集合」や「カックラキン大放送」?のように。