「仕事にすぐ効く!Facebookスタートガイド」アスキー編集部編(@アスキー)
今年の始めに映画「ソーシャルネットワーク」が公開されて
フェイスブックの創設者マーク・ザッカーバーグとともに
世界最大のSNS「Facebook」は一般の人が知るところとなった。
世界で5億人というのを数カ月前に聞いていた。
実際現在はどれくらいの人が参加しているのだろう。
使用してみてたしかに使いやすいし面白い。
実名&実写真が原則なのでリアリティがあり開かれている感じが強い。
そういう意味でもmixiでハンドルネームで呼び合うということを
超えた何かがある。
架空の世界ではもはやなくなっており、あちらの世界が
リアル世界とリンクする。
そして、それが人脈形成につながり就職活動にもつながっていくのだそうである。
ただ米国では就職活動にまた別のサイトがあり、
それを活用している人がものすごい勢いで増えていると聞いた。
LinkedIn(リンクトイン)というサイトだそうである。
こうして、どんどんと新しいサービスが出ては消え、
そして優れたものだけが残っていく。
生物の進化のスピードを遥かに超えたスピードでそれが行われている。
デジタルデータの複製は瞬時に行われるからだろう。
生物のDNAの複製は生殖を通じて行われるので
ショウジョウバエなどでも数日かかるし、
人類などは数十年かけて複製が行われる。
世代交代というやつである。
従来の自然と地球規模のスピードと、デジタルデータのスピードの格差に
人類は追いついていけるのだろうか?
ある時点で破綻したり、いっぱいっぱいになって臨界点を超えるような
ことにならないだろうか?という危惧も同時に持つ。
ただ、便利で楽しいという側面ももちろんあり、
だからこうした「Facebook」の活用本が何種類も出ているのだろう。
本書を購入したのは現在の仕事に生かすことが出来ないか?
ということから。
企業のマーケティングで「Facebook」を使用してみたいという単純な動機から。
読んでいると、いままで使ったことのない様々な機能があることに気づかせてくれる。
「ノート」はブログ機能であるということも昨日初めて知ったし、
ツイッターのつぶやきや別のサイトのブログから
「Facebook」にリンクさせるということも知った。
こうできたらいいなというネットワークの拡がりを
様々な機能を付加して可能にしている、そのアップデートの術が
とても優れているのだろう。
i-phoneなどのアプリも使いやすく、
電車の移動中にやっていると思わず乗り過ごしてしまうというようなことが起きる。
また歩きながら携帯画面を見続けている人が多くなった。
今後のサービス展開がどうなるのかが本当に楽しみなSNS。