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僕の勤務している、新宿1丁目にある学校から 新宿三丁目の方へ向かった花園通り沿いに、この「道楽亭 Ryu’s Bar」はある。 以前から、ここで噺家さんを呼んで独演会みたいなことをしているな、 と店の前に貼られているチラシなどを見て興味を持っていた。 なんせ勤務先から徒歩数分で落語が見られる。 今回の公演は漫画家の元同僚Aさんに誘っていただいたことがきっかけ。 彼は上野茂都の大ファン。 先日も三遊亭白鳥の独演会を国立演芸場に聞きにいったら Aさんにばったり。 彼は白鳥目当てではなく間に入る歌の上野茂都を聞きに来たとのことだった。 そんな縁もあり今回誘っていただいたのだろう。 会場は多分30人入るとほぼ満席。 定員50名と書かれているが、そんなに入ったら 足の踏み場もないような状態。 チケット代は2500円。 濃密な空間で見ることが出来る。 ここを運営しているオーナーは、出版社を経営しているらしい。 編集作業と落語の独演会が両立しているなんて、なんて不思議な。 でもないか、リトルモアも地下のスペースで演劇公演とかしているものな。 モロさん登場。後で知ったのだが女優の藤田朋子さんが来ていた。 そういえばモロさんと舞台などで共演していたのを拝見したことがある。 最初一人コント。 「しみじみ寄席」というタイトルにちなんだしみじみとした話。 妻に逃げられ一人スーパーで夕食の食材を買うサラリーマン男性の話。 狭い空間だと、細かい部分まで見えてくるので演じる方は大変だろう。 ギターを持って往年のフォークソングも何曲か披露してくれた。 モロさんが歌うのを初めて見た。 その後、上野さん登場。今回はモロさんファンと上野さんのファンとで会場が埋まっている。 といっても30名だが。 どこでこの二人は知りあったのだろう? 上野さんは三味線を取り出して、困ったような顔をして歌う。 この人ほど「しみじみ」という言葉がぴったりの人はいないな! と思うような風貌である。 誰か上野さんを顔だしで映画かテレビドラマか何かに出てもらうのは、 とても面白いと思うのだがいかがなものでしょう? 生の三味線の独特の響きと上野さんの高音部がきちんと出る 朗々とした響きが気持ちのいい音を提供してくれる。 上野さんは「しみじみ」とした風貌ではあるが実は繊細な方である。 というのがこの狭い空間だと伝わってくる。 アーティストとはそういうものだろう。 上野さんは実は、彫刻家でもあると伺って納得している自分がいた。 ある種の完成度をイメージしながら、日々演じているのだろう。 仲入りが10分。 休憩の後、モロさんがスーツ姿で落語を演る。 「宿屋の仇討」という話があるのだが、 その古典落語を現代の新幹線の座席に置き換えたもの。 ときどき、落語の引用が出てくる。 そういえばモロさんを初めて舞台で見たのがシアターモリエールだった。 落語家の立川志らく主宰の演劇公演「あ・うん」(東京ダニー・ローズ)だったな。 と思いだす。 この人はもともと落語の素養があるのだろう。 ときどき、セリフがつかえるのも自分の個性だと知っており、 それ自体がネタになっている。 ゆるさが「しみじみ」と伝わってくる。 それをファンが温かく見守る。 最後に再び上野さんが登場して二人で演奏をする。 ギリギリの演奏でひやひやして見る。 毎曲キーが違うので、上野さんは三味線の調音を毎回キーに合わせて修正していた。 同じ曲も二番になると何となくハモリが生まれ その一瞬の気持ちよさに幸せを感じる、そんな演奏だった。 あとはリズムである。 三味線のリズムとギターのリズムはそもそも微妙にそのリズムの奏で方が違うのか? それとも?といろいろと考えた。 19時から始まって終わったのが21時半という たっぷり二時間半の催しだった。 この「道楽亭 Ryu’s Bar」の凄いところはこの公演の後 、打ち上げがついているということ。3000円で飲み放題。 つまみはどんなものが出てくるのかな?と思ったらこれまた豪勢。 いろんな人と一緒に飲むのが好きな人はここの打ち上げは是非参加されるといいと思う。 一番凄いのは演者の方と席を並べてお話ししながら 飲むことが出来るということ。 飲食店を兼ねているこの場所ならではだった。 酢の物、ポテトフライ、マリネ、野菜のおひたし、唐揚げ、などなど。 そしてビールを始めとして赤白ワイン、焼酎など飲み放題。 しかも、デザートまでついて大満足の夜でありました。
by haruharuyama
| 2011-07-14 09:55
| 舞台
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