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松元ヒロを初めて見たのは立川談志独演会だった。 スタンダップコメディというのだろうか? パントマイムを駆使した独特の話芸で惹きつける。 しかも、政治ネタや社会ネタがどぎつくて批評性に満ちている。 そりゃそうだ。松元ヒロは、もともと、 ニュースペーパーカンパンニ―に所属していた。 そのカンパニーは毎年、首相に似た人が 首相の物まねをやるというが定番である。 そして1週間前、前原さんに似ている男に 前原カットにしてこいと入念な準備をしていたら結果はご存知の通り。 「どじょう」が出てきてこんにちは。と松元が言う。 受ける観客。観客の年齢層は50代以上と20-30代の女性。 志の輔のファンとかぶるのか? 初めての明治安田生命ホール。 このホールで志の輔が毎月、独演会を行っていたのは 落語ファンなら知っている人も多いだろう。 その志の輔落語会に2000年~2009年 この松元ヒロは毎回出ていたという。 金曜日代休が取れたので、電話したら 1時間前から当日券が少し発売されるというので 1時間半前に行ってみた。 ところすんなりとチケットを確保することが出来た。 今回のネタは5つ。 最初は「100000年後の安全」というドキュメンタリー映画を見たということについて。 このネタはホンが良く出来ていた。 相田みつおのマクラが効く。 フィンランドで核廃棄物を地層処分することが決まり、 現在、その処分場が作られており、 そこに核廃棄物が運び込まれることになっている。 そして10万年後の人類にどのようにここに危険なものが埋まっていますよ! と残すのが適切なのか?が議論になっている。 タイムカプセルどころの騒ぎではない。 なにせ10万年後である。 2100年に原子力発電を終了させ、この廃棄物は地下で1 0万年以上安全に保存されている必要がある。 ちなみにフィンランドの地層は18億年前から安定している。 そんな地層だそうである。 日本はその処分場が何も決まってなく、 各原子力発電所と六ヶ所村に保管されている。 つづいて、紳助さんの引退にともなった 芸能界とヤクザとの関係についてのネタ。 実際にある一家の会合に行き、 松元ヒロが「笑パーティ」に居たころに そこでイベントを行ったときの様子を語ったもの。 山口県上関町に中部電力の原子力発電所の建設計画があり 地元の住民が30年近く反対しているらしい。 その島を「祝島」と言う。 そのマクラから「ミツバチの羽音と地球の回転」という 鎌仲ひとみ監督の映画の話になり、 そこから山口県の金子みすずの故郷の長門市へ話題は移る。 そこで見たある美術家の人の話をされた。 秀逸な作品となった。 画家の名前を「香月泰男」という。 彼は絵を書かずにはいられない人だった。 中国に従軍し、その後戦後シベリアに抑留される。 その時も彼は絵を書きつづけていたそうである。 帰国してから彼は地元の自宅から半径500メートルをほとんど離れずに暮らし、 創作活動をしていたそうである。 彼の美術館が長門市にある。 その時に彼のことについて聞いた。 田中さんがそこで語ったそのことは、 立花隆が本に書いていたそうである。 志の輔の「大河への道」にも似た秀作が出来あがった。 このレベルになると新作落語を聞いているようでもある。 しかもスタンダップなので動きがありわかりやすい。 香月泰男は今年、生誕100年。 最後に語ったのは松元ヒロの家族の話である。 松元のお母さんと妹の話。 鹿児島で大衆食堂をやっていた母親と妹とのエピソードが語られる。 現在は妹さんの嫁ぎ先である大分で妹夫婦たちと一緒に暮らしている。 自分のことなので、すらすらと淀みなく流れるように語ってくれる。 最後に本日のニュースが流され、松元がそれにあてぶりをする。 パントマイムの芸が生きる。 今回はいつもの4回公演より1回減っての三回公演となった、のでほぼ満席だった。 9月11日まで。
by haruharuyama
| 2011-09-10 10:58
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