3連休の9月17-18に行われた2日間のイベント。
土曜日の夜と、日曜日の夜、日曜日の深夜の三部構成。
ニコニコ動画やユーチューブなどのネット動画投稿サイトに上げられた
面白い動画を創るクリエイターが、ここで新作の発表をする。
「デジスタ」が若者クリエイターの登竜門のようになっていたが
今は番組が変わってしまい、以前のような新進クリエイター
発掘番組ではなくなった。
そういう意味では、こうしたイベントから新たな才能が出てくるのは意味がある。
こうした中からプロとしてやっていける才能が輩出される可能性が拡がる。
作家が会場に来て観客の反応をライブで感じとる。
そのこと自体が彼らクリエイターにとって大きな刺激になるだろう。
とともに才能ある他の人の作品を見ることによって
作り手である彼らのモチベーションはさらに高まるだろう。
観客の中心は20歳代!もしかしたら10代の子たちも何人か!
そしてそれに混じって30代40代の人がチラホラ。
50歳近い年齢の参加者は僕だけだったような気が!(汗)
開場は歌舞伎町の旧コマ劇場のすぐ隣の雑居ビルの
地下二階にあるライブハウス。
そこに大きなスクリーンが設置されておりその前に長テーブルがある。
そこの主宰者の前田地主と司会者が座って各プログラムを紹介する。
クリエイターは作品発表後そのテーブルにやって来てコメントを語る。
日曜日の夜の会に参加した。18時開演。
17時半前には会場前の歌舞伎町の一角に入場を待つ人がかなりいた。
整理番号順に入場が出来る。
お誘いしたMさんと一緒に入場する。
ライブハウスの会場に大きなスクリーンが設置され椅子がぎっしりと並べられている。
一番後ろの席に座る。
大衆居酒屋に良くあるような丸い椅子。
満員の中イベントが始まった。
オープニングタイトルのセンスがいい。
実写が少しだけありそれを加工してある。
そこにモーショングラフィックスが加えられる。
参加者の作品はモーショングラフィックか
フラッシュを主体としたアニメーション作品が多かった。
それにアフターエフェクトで加工をしている、というもの。
実写を撮影したものをもっと見たかったが。
夜の部は3部構成だったが2部の終わりまでしか見られなかった。
2部のエンディングで上映された1000秒のアニメ作品は秀逸だった。
企画出展と銘打って「アオキタクト」という作家の
「ロボと少女」(仮)というもの。
絵柄とスピード感とギャグのセンスがいい。
新海誠の登場の時のような、また、
エヴァンゲリオンのテレビシリーズの立ち上がり時期みたいな熱気を感じた。
アオキさんはとても明るい方で
自腹で金をかけて作ったDVDの宣伝を懸命にしてくれた。
僕も1枚購入。結局、会場で即売り切れた。