JR中央線、高架になって新しくなった「東小金井駅」から
徒歩7-8分の「サクラキッチン」へ行って来た。
この日は、19時半から三鷹市文化芸術センターに行く用事があり、
その前に顔を出して早目の夕食を食べに行くことにした。
というのも理由がある。
このお店は僕の大学時代のゼミの後輩であり、
同じCM制作の業界で働いていた同士でもある
小谷くんが始めたお店。
小谷くんは、昨年だったかに突然、僕たちのグループ会社である
CM制作会社、二番工房を退社してしまった。
突然のことで驚いたが、本人にとっては
突然でも何でもなかったのだろう。
40代の半ばにして心機一転、自分のやってみたいことに
チャレンジしようとする姿勢に敬意を覚える。
何で、飲食店なの?と思ったが、
そういえば飲食店をやっている元業界の関係者が何人も居ることを思い出す。
知っているだけでも、元制作会社のプロデューサーのやっている、
五反田の「日南」や元ADKの方がやっている
恵比寿のBAR(名前を忘れた!現在は銀座にも出店しているそうです。)、
元外資系広告会社の営業さんがやっている
つつじヶ丘の焼肉屋さん「ほれぼれ」(今度、行きます!)、
そして元ヘアメイクさんのやっている中目黒の居酒屋「目黒ハイツ」などなど。
いくつかのお店を思い出す。
店があるということは、そこに行くとその人に会えるということ。
そして、その人と話が出来、さらにはその人が好きな料理を頂くことが出来る。
そういう意味ではとても嬉しい場所でもある。
またお店にはその人の世界観が出る。
まさに桜が舞い散る中「サクラキッチン」に到着した。
法政大学工学部のま隣に位置する。
大学を超えてさらに少し歩くと有名な小金井公園がある。
突然の訪問だったので小谷くんは驚いていた。
綺麗なお店である。
カウンターといくつものテーブル席。広くて驚いた。
「かもめ食堂」という荻上監督の映画があったが
まさに、そのような感じの清潔で洒落た食堂。
レジの横にはお惣菜も売られている。
蒸し鶏のサラダとエビのナンプラーに漬けたものを揚げたもの、
そしてご飯に、おしんこに味噌汁、さらにはデザートを頂いた。
清潔な店内の無垢のテーブルが気持ちいい。
長野の古材を削ってテーブルにしたそうである。
BOSEの7チャンネル!のスピーカーから音楽が流れ
プロジェクターも設置されているので上映イベントも出来るらしい。
これからの「サクラキッチン」が楽しみだ。