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さてさて、8月後半となり、「信也のまんま。」の再開です! 第2回目のゲストは川西純さん。 電通クリエーティブXのエグゼクティブ・ディレクターです。 前日までヨーロッパにロケに行っておられ、 翌日は朝から撮影という間を縫っての対談となりました。 川西純さんからショウリールをいただいたのですが、 電通映画社(現 電通クリエーティブX)に入社して 20年になる川西さんのCMは圧倒的な分量でした。 川西さんは、若手ディレクターの頃、今も残る、 電通CR局への出向制度で1年と3カ月 電通のクリエーティブの方について学んだそうです。 川西さんが当時、就いていたのが、斉藤和典さん。 斉藤さんは当時、同じく電通映画社で CMディレクターをしていた山内健司さんと 日清食品のUFO「ヤキソバン」シリーズなどをやっており、 彼ら2人の天才とも言えるクリエイターの下で修行をしていたそうです。 当時の川西さんは、斉藤さんの企画を絵コンテにして そのままプレゼンしたりという、 とても重宝がられたディレクターだったそうです。 そんなことで当初の出向期間だった1年を3カ月 延ばして欲しいとリクエストがあったそうです。 また、川西さんは早稲田出身の映画好き。 具体的なお話はありませんでしたが、 ほんとうにありとあらゆる映画を見まくっていたそうです。 その知識が無意識に実際の仕事につながっていったのではないか? と自らのことを分析されていました。 映画好きの血は今も脈々と流れており、 いまはアマゾンでDVDを大量に購入されているそうです。 何度も「ポチッ」とクリックして購入するので 段ボールで届くことも多く、 しかも自分が何を注文したのかも忘れていて 「あ!プレゼントが来た」 みたいになっているという話で会場は爆笑でした。 また、興味深かったのが演出コンテを描くにあたって、 細かな秒割はしない、ということ。 30秒や15秒に入るだろうということがわかれば、 それで現場に臨むとおっしゃっていました。 唯一の例外は音楽もののCMです。 音楽もののCMは秒数が明快に決まっているので、 きちんとカットの秒割を描くと。 さらに台詞がギチギチに詰まっている場合だけは、 ストップウォッチなどで秒数を計るそうです。 山内健司さんのCMのような、これだけ台詞が入るのか?! というようなCMです。 ホストの中島信也は川西さんの作るCMの純粋なファンだ! と話していました。 見ていてとにかく笑っちゃう。 しかも不条理な台詞等がいきなり出てきたり、 強引に商品特徴などに持っていったりする シュールさなどはTVCM以外では表現できないものである! と。 そのシュールさの世界が、 電通映画社のディレクターにはきちんと踏襲されているのではないでしょうか? この日は、「中島信也が独断と偏見で選ぶ川西純ベストテン」 ということで十数本の中島信也が大好きな川西さんのCMを見ながら進んでいきました。 最初は選外の5本を一挙に見ると言うもの。 川西さんは、長尺もののCMをやることも多く、 60秒などの仕事もたくさんあります。 川西さん自身も長尺ものが好きとおっしゃっていました。 映画を愛する川西さんと無関係ではないのでしょう! その後カウントダウン方式で第10位から第1位までCMを見て、 そのCMなどについて中島信也と語りました。 藤原紀香の関西弁のCMと 東幹久の出ているシュールなCMが 中島信也は大好きだということが判明して、会場が受けていました。 また、オロナミンCの上戸彩さんのシリーズは7年も続き、 上戸さんとは親戚の姪っ子とオジサンのような関係になっていったとか、 BIGの宝くじの高田純次さんのシリーズで、 いかに高田さんの持ち味を引き出すか? ということを考えてやっているというようなお話も興味深いものでした。 川西さんは優しく真面目なキャラで現場をほんわかさせながら、 そこから出てくる偶然のアクシデントまたは面白いことを とにかく引き出してみようとして現場に臨んでいることが良く伝わってきました。 15秒CMだけを作るという話だったのが 現場で30秒もということになって、 それについて対応しつつ俳優の魅力を引き出しながら、 しかもレベルの高いCMを作るというような話もありました。 本当に、CMの現場最前線のお話を目一杯うかがいました。 そして川西さんは言います。 一番いいCMは過去の自分のものではなく、 自分がいまやっているものだと。 次回は8月27日(月)真田敦さんと中島信也の対談です。
by haruharuyama
| 2012-08-26 09:18
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