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1、「風に吹かれて」鈴木敏夫(@中央公論新社) 2、「ワークシフト」リンダ・グラットトン(@ダイヤモンド社) 3、「演劇VS映画」想田和弘(@岩波書店) 4、「わかりあえないことから」平田オリザ(@講談社) 5、「世界は一つの教室」サルマル・カーン(@ダイヤモンド社) 6、「演技と演出のレッスン」鴻上尚史(@白水社) 7、「経営者の条件」ピーター・ドラッカー(@ダイアモンド社) 8、「米・ハフィントンポストの衝撃」牧野洋(@アスキー新書) 9、「里という思想」内山節(@新潮選書) 10、「哲学の自然」中沢新一・國分功一郎(@太田出版) 1、「風に吹かれて」鈴木敏夫(@中央公論新社) 鈴木敏夫さんほどプロデューサーという肩書が似合う人はいません。 鈴木さんが考えるプロデューサーとは? ということが本書を読むと良くわかります。 プロデューサーは良く編集者に似ていると言われますが、 まさに鈴木さんは徳間書店で編集者をされていました。 その彼を鈴木さんのことそしてジブリのことをとても良く知る、 ロッキンオンの編集長、渋谷陽一がインタビューしているのだから 面白くないはずはありません。 宮﨑駿、高畑勲という大変な芸術家とどのように切り結んでいくのか? というヒントがここには詰まっています。 ものを創る仕事に携わるすべての人への必見本です。 2、「ワークシフト」リンダ・グラットトン(@ダイヤモンド社) 今年は、「働くということ」そして「働き方」について深く考えた年でした。 東北新社の映像学校「映像テクノアカデミア」に勤務しているので、 多くの就職を希望する若者がやってきます。 彼らの就職をどのようにしていくのか?ということを考えていると 自然と「働くこと」関係の本を手に取って読むようになりました。 中でも、本書はこれからの働き方も含めて具体的で重要な提言がなされている という意味でもとても貴重なものでした。 以下、番外編ということで働くこと関連の印象に残った書籍を列挙しました。 (番外・今年読んだ、働くということ&就活本) 「ブラック企業」今野晴貴(@文春新書) 「はたらきたい」糸井重里(@ほぼ日ブックス) 「スタンフォードの自分を変える教室」ケリー・マクゴニル(@大和書房) 「僕たちの前途」古市憲寿(@講談社) 「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」小暮太一(@星海社) 「中身化する社会」菅付雅信(@星海社新書) 「ナリワイをつくる」伊藤洋志(@東京書籍) (※小説)「何者」朝井リョウ(@新潮社) 3、「演劇VS映画」想田和弘(@岩波書店) これは、昨年の極私的映画のベスト1だった 青年団と平田オリザを追った ドキュメンタリー映画「演劇1」「演劇2」を監督した想田さんが、 この映画のことについて製作者の立場から語ったもの。 映画も面白かったですが、それを題材にした本書もまた面白い。 想田監督のドキュメンタリー作品はドキュメンタリー映画と それについての著書の二つが同時に楽しめて二倍面白いです。 年末にNEWS23に出演され ミッツ・マングローブさんとのツー・ショットも印象に残っています。 4、「わかりあえないことから」平田オリザ(@講談社) 青年団の主宰の平田オリザさんは 大阪大学でコミュニケーション学について教えています。 本書はその「コミュニケーション」ということについて平田さんが 論理立てながらわかりやすく語った貴重なものです。 これからの世界を生きていく若者に必読の書。 多様な人々とコミュニケーションをとるためには、 まず「わかりあえない」という前提でコミュニケーションを始めることだという 言葉が強い説得力で書かれています。 5、「世界は一つの教室」サルマル・カーン(@ダイヤモンド社) ヘッジファンドの職をなげうって自宅のクローゼットで WEBでの動画授業のサイトをはじめた、インド系アメリカ人の半生記。 新たな教育のプラットフォームを創ろうとNPOを起業しました。 いまではこうした取り組みが教育での新たな流れとなっており、 日本の大学もそうしたプラットフォームに協力しようとする 動きが出て来ました。 教育はすべての人に機会均等にという思想は素晴らしく、 カーンさんはそれを個人でやろうとした、すごいお兄さんです! あまちゃんに言わせると、まさに「カッケー!」ですね。 6、「演技と演出のレッスン」鴻上尚史(@白水社) これは本当に「演技と演出」の参考書として教科書として とても優れていると思いました。 鴻上さん自身演劇を始めて30年以上のキャリアを持ち 英国に演劇留学までされた方、だからこそ 演技と演出について論理的に相対化し 「演劇とは?演ずるとは・演出とは?」について 具体的方法とともに描かれたものとなりました。 演劇部の顧問の先生や演劇を始めた初心者の方々など 多くの人に読んでもらいたいです。 鴻上さんの文章は読みやすく頭の中にすうううううっと入ってきます。 平田オリザの「演劇入門」「演技と演出」(@講談社現代新書)と並ぶ良書。 (番外:今年読んだ、演劇本) 「だから演劇は面白い」北村明子(@小学館) 7、「経営者の条件」ピーター・ドラッカー(@ダイアモンド社) 最近、家で録画しているテレビ番組は「WBS(ワールドビジネスサテライト)」 「未来世紀ジパング」「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」と すべてテレビ東京の経済情報番組ばかり。 その勢いで初めて、ドラッカーを読んでみました。 50歳を過ぎて初めてのドラッカー体験でした。 読んで良く分かったのは企業文化や企業哲学をきちんと持ち 運営する経営者のいる企業でなけらばならない! ということが書かれていたこと。 ほかにもドラッカーのここで言うことは なるほどと納得させられ、みんな参考にしちゃうよなああ! と妙に感動したものでした。 番組「カンブリア宮殿」で村上龍さんが経営者に向けて書く 最後の言葉のように人の気持ちを動かすもの。 そこには必ずドラマがあるんだ!ということも気づかせてくれました。 「半沢直樹」の人気にもつながるところがあるのかも知れませんね。 本書を読んだきっかけはアマゾンの創業者 ジェフ・ベソスの薦める三冊の中の一冊だったから。 参考までに今年読んだ、 経済関係の気になった本をリストアップしておきます。 (番外・今年読んだ、経済と経営本) 「経済学に何ができるか」猪木 武徳(@中公新書) 「米・ハフィントンポストの衝撃」牧野洋(@アスキー新書) 「インバウンド・マーケティング」高広伯彦(@ソフトバンク) 「経営者の条件」ピーター・ドラッカー(@ダイアモンド社) 「起業家」藤田晋(@幻冬舎) 「イノベーションへの解」クレイトン・クリステンセン/マイケル・レイナ―(@翔泳社) 8、「米・ハフィントンポストの衝撃」牧野洋(@アスキー新書) メディアの行く末について書かれたものも個人的にとても興味をそそります。 本書は新聞がこうしたWEBのメディアになっていき成功した事例の紹介です。 本書をきっかけに僕は「日本版ハフィントン・ポスト」をメールで 定期購読するようになりました。 書き手がきちんとして印刷や物流のプラットフォームを整理すれば こうしたジャーナリズムメディアにはまだまだ成功できる余地が 残っているという貴重なことを教えてくれたのでした。 9、「里という思想」内山節(@新潮選書) 里山とか農業そして第一次産業をどうするのか? ということも大きな興味の一つです。 以前、情報ドキュメンタリー番組の取材などで、 耕作放棄地の開墾ツアーなどを取り上げたり、 「think the earth」というプロジェクトをやっている NPOを取り上げたり、岩手の廃校を利用して 自然と親しむ子供向けの学校を取材したりしました。 それらの取材を通して環境や自然のことについて それまで以上に意識し考えるようになりました。 人間らしい暮らしとは何か?の一つの答えを教えてくれるものでもあります。 グローバル化に対置するローカリズムの素晴らしさが書かれています。 10、「哲学の自然」中沢新一・國分功一郎(@太田出版) 哲学というのも興味のあるジャンル。 物事を深く掘り下げ徹底的にその根本まで考え抜くことは、 広告などの企画を考える上でも重要になってきます。 自分で考えるということを通じて、 社会とかかわることを自分ごと化し、 自ら変化に立ち会うということを中沢さんも國分さんも実行されています。 その二人の対談が面白くないはずありません。 本書は里山の本でもあり経済の本でもあります。 高橋源一郎や内田樹、平山克美などとともに リベラルな考え方を貫き通そうとした人の言葉には、 どこか高潔で純粋であり、人の気持ちを動かすものがありますね。 番外の最後に「教養」ということを挙げたいと思います。 「教養教育」があまり行われなくなった現在ですが、 あらためて「教養」の大切さが見直されています。 いまでは「リベラルアーツ」と名前を変えて使われていることもあります。 「クーリエ・ジャポン」 (日本の雑誌の中で数少ないきちんとした総合誌のひとつではないでしょうか?) でもその「教養とは?」の特集が組まれていました。 若いときに、それをやってこなかった自分は 50歳を過ぎて大反省をしました。 そして、少しでも「教養」を拡げようと思って読んだ中の 印象に残ったものが以下に挙げたものです。 (番外:教養) 「ふしぎなキリスト教」橋爪大三郎・大澤真幸(@講談社現代新書) 「西洋音楽史」岡田暁生(@中公新書) 「知の逆転」吉成真由美(@NHK新書) (※小説)「多崎つくると、死の巡礼」村上春樹(@文芸春秋) 村上春樹の新刊が出るとやはり嬉しく、読んでいる間は その文章のリズムの良さと言葉の選び方の 気持ちよさでさらに嬉しい気持ちになるのです。 それは、村上春樹を読み始めて30年経った今も変わりません。 変わったのは、僕が、「物語」を捉える「捉え方」が変わったということ。 小説を日増しに読まなくなっているのは何故だろう? と思うのですが、良くわかりません。
by haruharuyama
| 2013-12-28 09:01
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