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同時開催が、 コンテンツ・配信ソリューション展、 東京ブックフェア、 キャラクター&ブランドライセンス展、 電子出版EXPO。 東北新社の版権営業部も出展しており、 キャラクター&ブランドライセンス展の真ん中あたりのとてもいい場所だった。 本展示会は基本的にここを商談の場にするというもの。 様々な仕事の受注を求めている会社や個人のブースが乱立し 各社しのぎを削って営業活動をしている。 1階が出版関係と配信ソリューション関係、 そして、2階にはプロダクションやクリエイター関係、 そしてキャラクター&ブランドライセンスの展示が行われている。 午後の早めまで1階を回り、昼食後、 午後の遅めから2階を回る。 立ちっぱなしで疲れるので、ときどき休んでメールをしたりPC作業をしたりする。 午前中は出版界の危機とこれから、みたいなものが 1階の各ブースから見えてくる。 出版社はいまや、出版物というものだけに限定すれば 出版の未来にとても大きな危機感を持っているだろう。 広告費でも、WEBは急伸し TVメディアも回復傾向にあるのにもかかわらず、 雑誌や新聞は毎年、徐々にその費用が下がってきている。 広告以外の、出版物全体で見ても徐々に徐々に減少している。 では、出版社はどのようにして稼いでいかなければいけないのか? ということを探して多くの出版関係者が1階のフロアに集まっている。 出版関係の方々は独特の知性みたいなものがかもしだされ、 出展ブースが、ある種の知性と品位に満ちているのが面白かった。 ある意味、地味でブースもまるで 本屋さんのように各出版社の本がそのブースに 平積みされているというもの。 ほとんどの出版社の書籍が20パーセントオフで購入できる! 電子出版を手掛ける「VOYGER」という会社のブースでは講演会が行われており、 なんと、池澤夏樹さん(作家)が講演されるとのこと! テオ・アンゲロプロス監督のギリシアの映画の翻訳で個人的には超、親しみをもっており、 「ハワイイ紀行」などのいくつかの著作も拝読した。 そして、何より毎月連載されている、池澤さんの朝日新聞のコラム 「終わりと始まり」を楽しみにしている。 ということで11時半~13時、その講演を聞く。 池澤さんは、埼玉大学の物理学科に入学している。 作家で理科系頭の方なので、自身も新しいものが好きだ!とおっしゃっていた。 ワープロをいち早く取り入れ、ワープロ原稿で初の芥川賞。 1945年生まれの67歳とは思えない柔軟な思考が出来る方、 やはりやわらかい頭を持つというのは年齢じゃないんだと再認識した。 グーテンベルクの活版印刷がキリスト教革命(宗教革命です)を 起こしたというマクラから始まり。 写真はデジタルに置き換わり、そして百科事典もデジタルに置き換わった。 実は、それはどちらも1枚の画、1枚のカードで完結するから デジタルと親和性が高かったのだ!と池澤さんはおっしゃる。 それに比べて書籍というものは、本が出来る前は巻物だった。 スクロールと呼ばれていたらしい。 それだと読みたい箇所を探すのが大変なので切り取って綴じればどうか? ということになった。パピルスや羊皮紙に書かれ閉じられたものから 今のような本の体裁となった。 なぜ、池澤さんはこんなことを言ったかというと 巻物や本は1枚のカードにはならないということ。 それがデジタルとの親和性を持ち得るのか?ということなんだろう。 また、本と言うものは多分に身体的であると池澤さんはおっしゃる。 肌触り重み紙の厚さ書体などなどずべてひっくるめて本である。 そうしたものは簡単にはなくならないのだ!というのが池澤さんの もう一つの考えである。 が、すべての本がいつもどこでも手に入れられるとは限らない。 しかも全世界で瞬時に手に入れることはできない。 という現実はある。 そこで池澤さんはこの{VOYAGE」という電子出版をやってみようと思い立った。 出版社ではない会社で自分の電子書籍を出してもらおうと考えたそうだ。 「VOYAGE」は今ある身体性の高い書籍に負けない 素晴らしいものを作りたいと考えているらしく、その志に池澤さんは共感したらしい。 そして、既存の出版をされている出版社にも、その本が出ている限り、 その電子書籍が売れると、既存出版社にもマージンが入るような 仕組みを考えているとのこと。 出版文化をこうしたカタチで変革していく試みの今後が楽しみである。 アマゾンの電子書籍に負けない、いや乗り越えるような ワクワクする電子書籍が日本発でできるといいな!と思った。 午後から2階の、クリエイターやプロダクションのブースがある展示場へ! 何と、「スマイルフィルム」の谷口代表も来ていた。声をかけられ、びっくり! すごい好奇心! まずは、クリエイターのブースへ。 個人ブースが各ジャンル毎にずらっと並んでいる。 その数に圧倒される。 一番多いのが、漫画家とイラストレーターのブース。 それ以外にはアート、アニメ、などがあり、 動画や音楽のクリエイターのブースが意外と少なかった。 音楽や映像関係のクリエイターのブースを回って 名刺交換をしながら作品集をいただいたり、作品を拝見したりする。 反対サイドはキャラクター&ブランドライセンス展のブース。 本当にいろいろなキャラクターがあるんだなあ!と感心しながら見た。 キャラクターグッズを作る会社なども出品しており、 こうした様々なステイクホルダーたちが集まって コンテンツビジネス業界は成り立っているんだなあということを肌で実感する。 そして、その真ん中にあるのがプロダクションブース、 制作会社やポストプロダクションそして、グラフィックなどの プロモーションを手掛けるプロダクションが出品している。 イマジカロボットグループやレスパスビジョンなどの大手から あまり知らないものまであって、広範すぎて焦点を自ら絞っていかないと 漠然とした状態になってしまうこともわかった。 会場を歩いていると何と、僕の友人の梅村君が 取締役をしている名古屋の制作会社「アド・パブリシティ」のブースを発見! 梅村君は昨日、設営だけに来たとそのブースのスタッフに聞く。 社長さんと少しお話をし、名古屋の広告業界のお話を伺う。 そんな、こんなの展示会。 ビッグハットで7月4日までやっています。 コスプレをした女の子たちもキャラクター&ブランドライセンス展のブースにはいますよ!
by haruharuyama
| 2014-07-03 08:54
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