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2014年も、そろそろ、終わりを迎えつつあります。 みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか? 今年も、恒例の「2014年極私的ベスト」をお送りさせて頂きます。 あくまで自分の見た、数少ないものの中からの抜粋です。 今年は、印象に残ったものを見た順番に列挙させていただきました。 (書籍) ◎「イノベーションへの解」 クレイトン・クリステンセン、マイケル・レイナ―(@翔泳社) ◎「創造の狂気 ウォルト・ディズニー」 ニール・ガブラー (著), 中谷和男 (翻訳)(@ダイヤモンド社) ◎「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」 ブラッド・ストーン (著), 滑川海彦(解説) (その他) 井口耕二(翻訳)(@日経BP社) ◎「しんがり山一證券最後の12人」清武英利(@講談社) ◎「三谷幸喜 創作を語る」 三谷 幸喜 (著), 松野 大介 (著)(@講談社) ◎「メイキング・オブ・ピクサー・創造力をつくった人々」 デイヴィッド A.プライス (著), 櫻井 祐子 (翻訳(@早川書房) ◎「学生との対話」小林秀雄(@新潮社) ◎「無印良品は仕組みが9割」松井 忠三(@角川書店) ◎「GIVE&TAKE 与える人は成功する」アダム・グラント(@三笠書房) ◎「愛するということ」エーリッヒ・フロム(@紀伊国屋書店) ◎「哲学者 内山節の世界」『かがり火』編集委員会 (@新評論) ◎「7つの習慣」スティーブン・R・ゴビー(@キングベアー出版) ◎「先生はえらい」内田樹(@ちくまプリケー新書) (漫画) ◎「3月のライオン」羽海野チカ(@白泉社) (映画) ◎「ぼくの伯父さんの休暇」1953年仏(@イメージ・フォーラム) ◎「ぼくたちの家族」2013年日本(@シネマート六本木) ◎「私の男」2014日本(@有楽町 スバル座) ◎「渇き」2014年日本(@イオンシネマ市川妙典) ◎「グランドブタペストホテル」2014年英・独(@角川シネマ新宿) ◎「増村保蔵 回顧展」(@国立フィルムセンター) ◎「ライフ・オブ・パイ」2012 米国(@Blue-ray disc) ◎「紙の月」2014年日本(@松竹試写室) ◎「インターステラ―」2014年米国(@イオンシネマ市川妙典) ◎「酔いがさめたらお家に帰ろう」2010年日本(@DVD) ◎「ゴーンガール」2014年米国(@新宿バルト9) (演劇・舞台芸術) ◎「夜中に犬に起こった奇妙な事件」鈴木裕美演出(@世田谷パブリックシアター) ◎「関数ドミノ」イキウメ(@シアタートラム) ◎「サラエヴォの黒い手」劇団チョコレートケーキ(@駅前劇場) ◎「母に欲す」三浦大輔 演出(@パルコ劇場) ◎「八月の雹」中津留章仁Lovers(@タイニイアリス) ◎「火のようにさみしい姉がいて」(@シアターコクーン) ◎「風の吹く夢」THE SHAMPOO HAT(@ザ・スズナリ) ◎「三人吉三」木ノ下歌舞伎(@春秋座) ◎「暗愚小傳」青年団(@吉祥寺シアター) ◎「フタゴの女」ふくふくや(@駅前劇場) ◎「ゴースト2・0」イプセン F/T14(@シアターイースト) ◎「もしイタ」青森中央高校演劇部 渡辺源四郎(@にしすがも創造舎) ◎「トロワグロ」城山羊の会(@ザ・スズナリ) 番外:肯定ペンギン(「ぎこちない幸せ」満劇(@ウッディシアター中目黒) (その他) ◎「立川志の輔独演会」2014年6月7日(@中央会館ブロッサム) ◎「ミッシェル・ゴンドリー展」(@東京都現代美術館) ◎「第5回 福岡アジアトリエンナーレ2014」(@福岡アジア美術館) 今年は、2020年の東京オリンピックが決まって、職人さんが慢性的に不足した状態が続き、 映像業界をはじめとする産業も人手不足を感じている 会社がたくさんあるという状況が続いています。 2020年までにオリンピックの準備が加速していくのでしょう。 そしてオリンピックはスポーツ振興だけでなく文化芸術の振興にも寄与すると、 その憲章でうたわれているそうです。 東京都はオリンピック誘致の公約としてスポーツ施設などの会場整備、 選手などの宿泊先の準備などと並行して、文化芸術振興の取り組みを実行しなければなりません。 2012年のロンドン五輪では200億円近い予算がそれに投じられたそうです。 スポーツや文化芸術を通した国際交流の推進が 2015年から2020年までの6年間続くこととなります。 その時に、オリンピックとその振興に関わる人材が多く必要とされてくるでしょう。 インバウンドと言われている海外からのお客様が爆発的に増加し、 多くの人たちがその対応をするための仕事などをすることになるでしょう。 アートマネジメントをする人が多く必要だと言う現場の声も聴きました。 アートとビジネスの間に立って物事を進めていく プロデューサー的な人材の育成が急務となっています。 と、同時に私たちは2021年以降のことも考えなければいけません。 1964年の東京オリンピック時にカメラマンと呼ばれる職業の人が爆発的に増えたそうです。 しかし、翌年、仕事が減りカメラマンたちが職にあぶれ大変だったということがあったそうです。 私たちは、そうした過去の事実を知っているのですから、 2021年以降のオリンピック関係で働いている人たちのその後の行き先を想定しながら 実行していかなければなりません。 ある方はアートの世界から、教育や介護、福祉といったジャンルに進んでいく というのもあるのかも知れない、とおっしゃっていました。 2020年から大学の受験制度が変わるという動きも出て来ています。 また、映像の業界もこれから数年で大きく変わるのではないでしょうか? 先日、朝日新聞の12月22日の夕刊に「スマホで私も映像作家」という 見出しの記事が掲載されていましたが、 まさに今は簡単に映像が作れてしまう時代。 そして、映像の需要は増えることはあっても減ることはありません。 今後。映像の仕事は大きな意味で二極化していくのではないでしょうか? 電通の高崎卓馬さんが広告動画はさらにコンテンツに 近づくというようなことをおしゃっていました。 いま、多くの広告主さんも、そうしたことへの価値に気づきはじめられ、 人の気持ちが動く「面白いもの」「感動するもの」への要求が高まって来ています。 そうなると、ますますアートやエンターテイメントとビジネスの中間点に立って 映像を作っていかなければならない、という状況が進んでいくことでしょう。 そして、そこにはプロとしてのこだわりや技術、さらには魂みたいなものが注入された ものが大切になって来るのでは? アマチュアの方が、スマホなどで さくっと作るものとは一味違った、 よりよい広告動画や映像コンテンツが 生まれてくるのではないでしょうか? 今年のペプシNEXの「桃太郎」のキャンペーンなどは、まさにそうした事例では? 同時に映像の拡大化の対極としてプロモーション的な 仕事の多くが動画にスイッチしていくのではないでしょうか? どこでもシェアされて見られる動画の需要です。 印刷メディアから動画に! そのために動画を使って商品やサービスなどの説明をしたり 魅力を伝えたりするものの需要がますます増えていくことでしょう。 映像は時間とビジュアルと音声が複合的に組み合わさったメディアです。 それをきちんと、わかった人が生活者に向けてきちんと 映像を作るということが 重要になってくるのでは?と思うのです。 こうしたジャンルに特化した制作会社、 あるいはそうしたジャンルに特化した事業部が これから増えてくるのではないでしょうか? ユーチューバ―とはまた違う次元で、 プロモーション映像を作る技術が求められてくるのではと感じています。 広告主の中にも そうしたことをやる方が増えていくのかも知れません。 プロモーション映像と言っても やはり、見たいと思わせるアイデアと工夫は必要になります。 それを出し続け工夫し続けていくチームが 最後には栄冠を勝ち取るのではないでしょうか? でも、 何を作るにしても人を楽しませるアイデアが より必要な時代になって来ているような気がします。 これから情報の公開と仕事のフラット化が ますます拡がっていく時代に本当に何が大切なのか? を考えることが求められてきているような気がしてなりません。 また、これから数年から十年で、 私たちの働き方もずいぶんと変わっていくのではないでしょうか? 例えば、週3日A社で働き、週2日はB社の仕事、そして週1日は 地元でのヴォランティア活動をするみたいな働き方です。 IT化の普及でどこでも働ける環境が加速してきています。 もちろん、フルタイムで1社の中で懸命に働くということも残ります。 その場合でも部署を横断したスタイルでのの働き方が これからのフラット化した状況の中では 起こりやすくなってくるのではないか?と考えるのです。 会社の全体最適を考えて プロジェクト毎にチームが離合集散するような組織作りが できやすくなっているように感じ始めています。 実際、クラウドソーシングとかクラウドマネージメントなどの名前で、 専門職の人材が登録されているプラットフォームがあり、 そこがプロジェクトを請け負うという働き方も増えて来ています。 映像制作にもそのようなサイトが登場し フリーランスのディレクターやカメラマンなどがそこに登録されているようです。 弁護士紹介のプラットフォーム「弁護士.com」というマッチングサイトが 今年、株式上場を果たしたことを知っておられる方もいるのではないでしょうか? 「働き方に」ついては「東北新社の映像学校 映像テクノアカデミア」で 生徒の就職斡旋をしている日々を通して深く考えるようになりました。 若者たちに彼らの未来の姿をイメージして もらわなければならないと日々奮闘している最中です。 そして、未来の職業&未来の働き方に対応すべく 人材を育てていきたいと強く感じています。 先日、フランスの経済学者、トマ・ピケティの「21世紀の資本」(@みすず書房)の 邦訳版がついに発売となりました。 まだ読んでいないのですが、本書の引用記事からの推測です。間違っていたらごめんなさい。 それによると、20世紀における、 戦後の経済成長とそれにともなう人口増加に伴って 多くの人が豊かになっていくという時代は終焉を迎えた、そうです。 そうして、資本は資本を持つ人のところに集まり、 貧困な人はさらに貧困になるとピケティさんは推測します。 言い換えると格差がさらに拡がっていくということです。 数年前に米国NYのウォール街で「We are 99%!」というデモが行われました。 彼らは1%の富裕層だけがどんどんと豊かになっていき、 残りの99%はそうでない!という極端な状況に対しての不満が爆発したものでした。 格差が拡がって資本が集中することで、 私たちが感じる幸福度や豊かさの感覚はどのように変化していくのでしょうか? そうして、それをどのようにして適正化していけるのでしょうか? そんなことを考えながら今年を振り返ってみました。 「極私的ベスト2014」の ジャンル別の詳細に関しては、明日以降 ここにアップしておきますので。 興味がある方はご覧いただければ幸いです。 みなさまの来年も幸多き年でありますように。 2014年 年末 山下治城
by haruharuyama
| 2014-12-28 07:02
| 日々の記録
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