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佐々木さんの本を読んでみようと思ったのは、 先日NHK ETVの「ニッポンのジレンマ」に登場されていたから。 その回は「情報って何だ?WEB2.0は今」というタイトルだった。 (※11月30日(日)24時~25時放送) 実は、ある仕事がきっかけで佐々木さんのことを少し前に知ることになった。 「東洋経済オンライン」というウェブサイトがあるのだが、 そこの編集長に佐々木さんが就任されると、 このサイトが大きく変化したということを聴いていた。 動画コンテンツを多く増やし、独自の記事が溢れるサイト。 「週刊 東洋経済」の編集者だった佐々木さんが 編集の仕事をウェブ上に移して、そのプラットフォームを活かした 新しい魅力的なメディアを作っておられた。 その佐々木さんが縁あってなのか、 新たなニュース関連の情報をまとめる、ウェブプラットフォームサービス 「NEWS PICS」の編集長に就任されこのサービスが始まった。 このプラットフォームがどのような価値を持っていくのかは これからの話なのだが、とってもワクワクする。 こうした新たなチャレンジをやり続けて行こうとされる方は いったいどんな方なのか?という興味から本書を借りてみた。 佐々木さんは東洋経済新報社時代に、 米国のスタンフォード大学の大学院に留学している。 2年間。そうしたことを容認してくれる「東洋経済新報社」も素晴らしいが、 それを応援して高額な学費の資金負担を応援してくれた妻もエライ! 高級外国車が買えるくらいの負担をして得たものを ここでリアルに伝えてくれている。 米国の大学で学ぶメリットとそうでもないこと。 という実践的なことが本書を読むと見えてくる。 そして米国は暮らすのに関して決して 楽しく刺激的な場所ではないということもわかった。 特に佐々木さんのいらした大学は大学が街となっており そこの中だけですべてが完結できる。 ということはそれ以上の面白いものはなく 学生は自然と勉強をやり続けなければいけない、という状況になる。 2年間の学問修行とでもいうのだろうか? 課題もむちゃむちゃたくさん出るのでそれをこなし生活していくだけで いっぱいいっぱいになるというカリキュラムが組まれている。 膨大なインプットとアウトプットが2年間繰り返されるのだ。 先日、秋田の国際教養大学を訪ねたのだが、 その大学がまさにそんな感じ。 食堂と教室と寮と図書館だけがある空間。 一番近くのコンビニまで歩いたら30分はかかるらしい。 イオンモールへはバスに乗って数十分、周囲にはそれ以外何もない環境。 ただし図書館は24時間開館している! これこそ勉強をするために完成された環境であり、 米国の大学のほとんどはそんな状況であるということがわかった。 またアジアからの留学生の人数などの事情、 そしてその後の彼らの就職などの状況などが リアリティを持って伝わってきた。 それを活かすのは本人次第。 英語がわかる環境は大切だと思うし、 勉強を2年間以上若い時にみっちりやるというのもとても大切なことだと思う。 そして、米国も日本と同様に学歴社会でもあり階層化が強いということを再認識した。 本書の後半は国同士の軍事や政治、外交の話がメインとなる。 まるで国際政治学のお話を聴いているよう。 佐々木さんの論調がなかなか現実主義でラディカルな面があるのに 多少驚きを感じながら本書を読了した。 最後に米国の高等教育で学べることについての箇所を引用して終わる。 「米国流教育の強みは、一見わかりにくい実践性にあります。 具体的にいうと『演繹的に物事を考える能力』 『限られた情報から物事を予測する能力』を鍛えるよい訓練になります。 仮説を立て、それを検証し、修正していく。 こうした習慣を、米国の学生は毎日叩きこまれるわけです。 http://next.rikunabi.com/journal/entry/20140904 http://horiemon.com/talk/15731/
by haruharuyama
| 2015-01-15 07:37
| 読書
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