珍しい、あまりにも珍しい鍋を頂いた。
天香回味鍋という。鍋が左右に分かれている。
一方は辛く、もう一方は辛くない。
これらの紅白のスープの旨みは、今までに食べたことがない。
僕は、赤くて辛いスープに劇的に惹かれた。
スープを飲みながら具材を頂く。
スープはいくらでも追加で足してくれる。
食べていると、汗が吹き出す。
薬膳のチカラを感ずる。
うこん(ターメリック)、クミン、唐辛子をベースに
朝鮮人参などなどの漢方薬で使われそうな香辛料が
たっぷりとスープに沁み出している。
この香りは経験してみないとわからないかもしれない。
鍋の具材はキャベツ、豆腐、ニンニク、キノコ類、などなど
絶品はツクネ!これはいったいどうやって作ったのか?と思う。
ぷりっとしていて少しスパイシーである。
珍しいところでは、長芋や薩摩芋も投入される。
海老や豚肉、そして最後にはフカヒレが投入され
麺で締めることとなる。
健康かつ至福のひととき。
もともと、天香回味鍋はモンゴル経由で台湾に渡り大ヒットしたものらしい。
東京にこの鍋が食べられるところが数店ある。
詳しくは「
ぐるなび」などで。