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あの「能年玲奈」こと「のん」の初舞台。 彼女が「あまちゃん」で共演した渡辺えりの演出に挑戦した。 「あまちゃん」で「のん」のお母さん役だった小泉今日子さんからお花が来ていた。 ものすごい数のお花に驚く。 さらに、小日向文世さんが参加され この豪華キャスト3人が30人の役を演じると言う。 原作は芥川賞参加の上田岳弘の三島由紀夫賞受賞作の「私の恋人」。 先日見た神里雄大の岸田戯曲賞受賞作の 「バルパライソの長い坂を下る話」にも似たテイストのまか不思議な物語。 この難解と一瞬思える原作に渡辺えりは果敢に挑戦する。 本作では冒険・実験的なことがものすごくたくさん込められている。 普通のストレートプレイと思って見に来た方は度肝を抜かれるのでは? そんな大胆なことを60歳代となった渡辺えりは軽々と何の制約も感じずにやってのける。 40年以上やり続けていることで出来てくる胆力みたいなものがある。 それが出来ることこそアーティスト! 最近、すごく思うのだが精神の若さは年齢ではない! その人が物事をどうとらえどうやって新しいことをやり続けられるか? ということが出来るかどうかなのではないだろうか? そういう意味では横尾忠則さんや草間彌生さん、山本寛斎さん、みんな若々しい! 上田さんの原作を読んでいないので正しく受け取っているのか心もとないのだが、 ある種ある男の様々な場所に行っての妄想のようなものが描かれる。 その場所の現実と接続し男は考えそしてまた旅をする。 神里雄大が実際に自分の経験から書かれた戯曲だったとしたら、 これは上田岳弘の妄想から描かれたものなのだろうか? 渡辺えりはこれを3人だけのキャストでなぜやって行こうと思ったのか? 「のん」のファンの方は、彼女がたくさんの役柄をやるので いろんな「のん」の姿が見られていいんじゃないだろうか? 一番驚いたのは「のん」って背が高い!と言うこと。 調べてみたら何と166センチ!TVなどで見ていると そんな印象がなかった。 渡辺えりさんや小日向さんよりも大きいのでびっくり! 顔が小さいというのもあるだろうか! そして本作は「音楽劇」だったのね!とうことを見て初めて知る。 チラシにちゃんと書かれているのに、 まったくそんなのを読まずに見た。 劇中で十数曲だろうか?たくさんの歌が入る。 もちろん「のん」も歌う!ギター演奏のシーンもありアコギやエレキなど、 初「のん」ライブを見るようだった。 渡辺えりさんも「のん」の魅力をどう出すのか?を考えて 今回の舞台を作られたのだろう! 3人のキャストと一緒に登場するのが歌って踊れる4人の女優(ダンサー?ミュージシャン?)たち。 彼女たちと一緒にコーラスをするシーンなどがあり、 歌の練習も大変だったろうなあと思う。 「のん」自身は彼女のそもそも持っている「コント」や「コメディエンヌ」的な資質が出ており、 俳優やミュージシャンと言うよりも愛すべきキャラクターなんだな!ということが伝わってくる。 最近、独禁法などに抵触するのではと 公正取引委員会が勧告していることがニュースになっている。 大手芸能事務所が圧力を(暗に?)かけ それを大手のTV局が忖度し大手芸能事務所から独立した芸能人たちのTV出演がとても難しい ということ。 これからそれがどう変わっていくのか? まずはNHKなどが先鞭をつけて「のん」や「新しい地図」のメンバーなどが 前の事務所の人たちと普通に共演できるようになったらいいのに! と普通の感覚でなら思えるのだが、いかがなものでしょうか? NHKが難しいならば「Netflix」や「Amazon」なら出来るのでは? 「AbemaTV」ならば大丈夫なのか? これから大手のTVのキー局はこのまま行くと コンテンツメーカーのある種の選択肢の一つになる時代がやってくるのかも知れない! 「のん」の発声が歌も含めて安定するといいですね! 電子ピアノの生演奏がいい!舞台の音楽はやはり生演奏に限る。 上演時間1時間40分。9月8日まで。
by haruharuyama
| 2019-09-01 09:39
| 舞台
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