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本は一気に読まないと、やはり内容を少しずつ忘れてしまう。 その日のうちに一気に読むということが理想なのかも知れないが、 そうもいかないので、これを書くにあたってまたパラパラと 前半部を中心に読み返すことになる。 その際、読みながらページを折っているところと 赤ペンなどで記しをつけているところを中心に読んでいって 文章を頭の中で組み立てようとする。 いま、まさにそのことをパソコンのキーボードを 打ちながら行っております。 本書もまた例の2011年地デジ完全移行問題で 世間をにぎわせている、放送と通信の融合の話。 著者の歌田明弘の「週間アスキー」での連載「仮想報道」をまとめたものらしい。 新書とはいえ書き下ろしではないというものもあるのかと新しい発見だった。 歌田氏は「ユリイカ」の編集長を以前されていたそうだ。 アスキーの連載だけあって放送と通信の技術の 先端的なことに触れてあるのが面白かった。 結局、動画に関しても検索ということは重要になってくるだろうと歌田氏は語る。 その検索ということで、現在「ブリンクX」という アメリカの動画検索サイトの紹介がされている。 小さな小窓がディスプレイ上にあって、その全てが動いているらしい。 動画の表紙みたいなものとでも言えばいいのだろうか? その小窓をクリックするだけで動画が再生されるという。 現在700万時間のビデオコンテンツが対象になっているらしい。 さらにこの検索サイトの凄いところは音声認識技術で 音声検索までしてくれるところ。 音声は早送でも二倍速で聞いていくのが人間としての限界だろう。 それを認識技術で検索!驚くやら面白いやら。 こんな話を聞いてしまうとワクワクする。 ひいては、動画検索の新しい技術が生まれてこないだろうかと 真剣に思うのである。 言葉でのキーワード検索ではない方法は何だろうか?と考える。 と思って、しかしそれも同時に言葉が必要になるのだということなのである。 では、抽象的な映像素材をどのように検索すると 目的の映像にたどり着けるのか? これは、何秒かその動画を眺めて見なければ 欲しい動画には行き着かないのかもしれないとやはり思う。 そういう意味では、このブリンクXの5行×5列の 小窓の動画サンプル表示は力強い。 本書の後半は、小泉政権時代の諮問委員会での 放送と通信の融合の進め方や、 ネット時代の報道のことについてが語られている。 放送と通信の融合でシステムが どのように変っていくのかだけを知りたい人は 飛ばしてしまっても全然大丈夫な内容。 しかし、イラクの邦人人質事件についての報道の違いや ネットでの意見の応酬の事実などの話は大変に面白かった。 最後に本書の中で気になった部分を紹介する。 視聴者は、番組の途中に広告が流されるのは嫌うものの、 ショート・ムービーとしての広告はおもしろがる。 グーグル・ビデオの責任者はそのことに気づき、 「人びとが好んで広告を見ることには驚いた」と言っている。 また、このようなことも。 テレビ局の獲得できる視聴者は減り広告収入は落ちていく。 そうなったときテレビ局は果たして幸福になるのか不幸になるのか。 テレビ会社は、在京キー局でさえも これまでのような高所得が得られる職場ではなくなるだろう。 しかし、いまよりも作りたい番組を作れるようにはなっているかもしれない。 このことを制作者たちがどう受け止め、 どう変化するのかが問われ始めている。 そして、これから日本マーケットでの最大のコンテンツメーカーは、 タレントを抱えているプロダクションではないだろうか? その際たるものが「吉本興業」である。 彼らは数多くのタレントというコンテンツをもち、 そして動画コンテンツ制作能力を持ち、 動画配信の「ファンダンゴTV」などというコンテンツの供給場所も持っている。 日本の市場に於いてタレントが出演しているということは 一つの大きなメリットとなっている。 吉本興業以外の芸能プロダクションも 自社でのコンテンツ製作&配信を当然始めていくだろう。 そのときに、そうではない製作会社は、 何が出来るのかを考え続けなければいけないと痛感している。
by haruharuyama
| 2007-07-23 07:25
| 読書
|
Comments(2)
Commented
by
M
at 2007-07-23 23:06
x
何をもって「動画」を認識、検索するかって
茂木さんのいう「クオリア理論」を思い出しますが、 システムから見ると、言葉による検索は 「使い方」と「使用法」と「使う」を 類義語辞典というソフトを組み込むことで 解決できて、認識できてるわけですよね。 専門家は、動画をどう分類してきたのですか? 時系列?ハード認識?出演タレント? 動画図書館はどんなカードを作るだろうか。 そんなところから ヒントがありそうと思うのは、素人ゆえかな。
0
Commented
by
haruharuyama at 2007-07-24 08:00
Mさま。そうですね。カードの作り方で変わってくるのでしょうね。ではどんなカードを作ればいいのかは試行錯誤が必要なのでしょうね。
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