東中野は総武線と大江戸線の両方の駅がある。
都心から近く、便利な場所なのだが、
以外に用事がなければいかない場所でもある。
最近、「ポレポレ東中野」という映画館に行くことがあり、
どこかうまいところはないかということで、
東中野在住の方に教えてもらった
『おいしい、珍しい店』数軒のうちの一軒。
場所はJR中野駅の東口南側の階段を降りた、
交番のはす向かい。
ジャンクでウマイという「鉄板麺」というものを注文する。800円。
しかし、こっ、これは、今まで食べたことがなかったものだった。
小さなフライパンを熱々に熱した状態で出てくる。
その上に生のキャベツが山盛りに盛られ、
そこに塩・胡椒で軽く炒めた薄切りの豚肉がのっかっている。
みため、かなりの量。さらに、そこにサルサソースなのか?
タマネギのピューレ風ドレッシングか?
オレンジ色のソースがかかっている。
熱々のキャベツの山を箸で書き分けドーナツ状にし、
真ん中に凹みを作る。その凹みに生卵を割りいれ、
卵と一緒についてくるカリカリのにんにくスライスの素揚げを投入。
最後に大瓶のタバスコからタバスコを
ドバドバっと投入したら即かき混ぜる。
混ぜ混ぜすると、キャベツがしんなりとなって、
生卵とオレンジ色のドレッシングとタバスコが
ニンニクの風味をたたえつつ、いい感じになってくる。
そのあつあつをフハフハと頬張りながら、ご飯を食べ、
またキャベツと豚肉を頂く。
タバスコの辛味と、例のソースの酸味が独特の魅力となる。
またキャベツと豚肉をハフハフとしながら、ご飯を食べる。
さらにここに、正統派醤油ラーメンの小さいものがついてくる。
おお!だから鉄板麺というのかと、
初めて行った者どもは知ることになる。
どうみても「鉄板麺」という字面からだけでは、
焼そばの一種か、何かと思うだろう。
僕も、かなり食べるほうだが、ご飯普通盛りで、お腹が一杯になる。
さすが明大中野の学生のお膝元。
そして「大盛軒」の文字通りの意味を、お腹ともども体験することとなった。
地元の若者だけでなく、お年寄りも何人も来ていた。
東中野住民の胃袋の広さに驚く。
そしてこの店には「タバスコ」の4ガロン瓶が置いてあった。
本当に、東中野は、深い・・・。