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「日本文化デザインフォーラム」という会があり、会員は128名。 そうそうたる文化人の方々が名を連ねている。 その陣容は多種多様である。 デザインという概念を大きく捉えた結果なのだろうか? もともと建築家の黒川紀章さんの提案で始まった会議だそうである。 各企業が協賛金を出して運営されている。 昨年は黒川紀章が設計した、 六本木の新日本美術館でイベントが行われていたように記憶する。 この128名のメンバーが本気で動き出したら、 いろいろなものが動いていくようなチカラを持つに違いない。 もうすでにこの会議は第30回を迎えた。 ひとつの業態が生まれたてから変わるまでが 約30年とも40年とも言われる。 始めたころは、インターネットなどという概念など まったく思いもされなかったのではないだろうか? このデザイン会議は7月14日(月)の本会議に向けて、 10回のプレ会議を経てたどりつく。 プレ会議の第1回目に参加した。 モデレーターを務めるのは漫画家の、 しりあがり寿、「エレキな春」からのファンでその独特な笑いの世界は ラディカルでシュールで群を抜いた面白さだった。 特に、関所破りをテーマにした漫画は衝撃的だった。 現在は朝日新聞の夕刊に「地球防衛家の人々」という 素晴らしい四コマ漫画を連載されており、 そのギャグセンスは個人的に大好きである。 元々、キリンビールの宣伝部にいらっしゃった。 1994年に独立。現在50歳である。 その、しりあがり寿さんがまずは登場。 ゲストの方々と会場真ん中に置かれた円卓を みんなで囲むという趣旨である。 観客たちはその周囲をぐるっと取り囲むカタチになる。 そして順番に名前が呼ばれてゲストのみなさんが登場。 まずは八谷和彦。「デジスタ」などでも有名な方、 POST PETというピンクのクマがメールを運ぶという 画期的なソフトウエアを開発した人でもあり、 現在、「風の谷のナウシカ」に出てくる「メーヴェ」を開発中。 これが完成した暁には、 山崎貴監督(「ALWAYS三丁目の夕日」「ジュブナイル」などの監督。) が夢だと語っていた、「風の谷のナウシカ」(実写版)が 作られる素地が出来るのだろうか? なーんて。 続いて、宮田人司さん。 モバイルやネットへ向けての新しいコンテンツを開発されている方。 元々は音楽の世界の方だったそうなのだが、 現在はアニメなどのコンテンツを作っていらっしゃる。 続いて、最近放映された「情熱大陸」でも独特の個性を放っていた ブックデザイナー、祖父江慎。 あのテレビでみたままの祖父江さんが目の前にいて 無邪気なことをしている。 彼のことを評して、梅図かずお先生とさかなくんを足したような人というのが面白かった。 (西原理恵子談)足して2で割らないところが味噌である。 彼の名前は出版物のあらゆるところで目にする。 49歳。 最後に、僕の大好きな漫画家、西原理恵子の登場。 プラダスポーツの上下に身を包んだ彼女はスタイリッシュで若々しく魅力的であった。 「毎日かあさん」のイメージでもある着物と割烹着のスタイルで 登場されるかと思いきや、あにはからんや。 西原さんの漫画は本当に素晴らしい。 あの叙情性はどこからくるのだろう? NHKの朝のドラマ「ファイト」のエンディングで出てきたイラストも描いていた。 この個性豊かな5人の方々が、 日比野克彦さんから出されたお題を中心に雑談をしていくのである。 お題は「30」。 多分、この会議が今年で30回目だからなんだろうな? みんな30歳のときにどうしていたかというような話から 歳をとることについて語り始める。 42歳から50歳くらいの年代の人たちである。 そこで面白かったのは、歳をとるとどんどん自由になっていくということ。 大人になるのがこんなに楽しいことなんて子供の頃はわからなかったと! 確かにまったくもってその通り。 西原理恵子良く言った。 彼女と同じ土佐の血が流れている僕は妙に嬉しくなった。 西原さんの言葉で記憶に残ったこと 「自由と責任を持つことはお金がかかることである。 すなわち、自由と責任は有料である。」と 大人になってみなければわからない言葉。 このような考え方が出来るからこそ、 あのような漫画を生み出せるのかもしれない。 画力の優劣だけにこだわらない新しい漫画の時代を開拓し、 疾走している方の話はやはり面白かった!
by haruharuyama
| 2008-06-16 08:06
| アート
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