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清水宏のソロライブは本当に面白いよ!と幾人かの人から聞いていた。 ひょんなことからこの公演のチケットが空いており、 Hさんのお誘いで初清水宏を体験する事が出来た。 清水宏のライブは落語の独演会のように1日公演か多いので 予定を合わせて行く事がなかなか難しい。 演劇の2週間公演などとはわけが違う。 と思ったが、根底からその思い込みは覆された。 このようなライブ体験が出来るならば、落語の独演会に行くような、 いやそれ以上の満足感がこのライブにはあるなあと思った。 笑いながら感動して泣きそうになるという 最も僕が好きなパターンがここにあった。 いままでこの体験を伸ばし伸ばしにしていたことを後悔した。 Hさんに来年の公演は必ず来ますと誓ったのだった。 この日は一人で2時間強を一気に喋る。 ものすごいテンションである。 シンバル漫談と銘打ったそれは、 まさにシンバルを両手に持ちながら清水宏が ものすごくハイテンションで語り続けるというもの。 シンバルの持つ、独特の硬質さがライブで見ていると なまなましくすこし怖い。 シンバルで身体を傷つけたりするんじゃないかと思うのである。 もっと間口を広げてパーカッション漫談くらいにすると 演じるネタによって打楽器を変えることが出来 さらにいいんではないでしょうか?と思った。 当日の折込の挨拶チラシの清水宏の文章の最後にこう書かれている。 オラオラオラオラオラオラオラ! まさにこの言葉が清水宏を語るのにふさわしいと思った。 清水宏ってどんな人? と聞かれたら間違いなく「オラオラオラ!」というような人です。 と答えようと思った。 また、見ていてアドリブの部分とネタの部分が混在している。 アドリブの部分はその時の空気と観客との関係で作っていくだけに 微妙なところでの勝負が要求される。 爆発力が出る場合とそうでない場合があり、 清水宏はやはり演劇的な人なんだなとも感じた。 ネタの部分が圧倒的に素晴らしい。 今回も感動したネタものが二つあった。 ひとつは演劇関係の新郎新婦の結婚式に、 演劇関係の先輩として清水宏が出席したときのエピソードが語られる。 ほんとうにこんなに面白い結婚式だったのか? と思うくらいのお馬鹿なエピソードが満載される。 演劇の後輩たちが替え歌を歌うと言う。 しかし、それは替え歌でなく、オリジナルソング! どっちやねん!と突っ込みながら唄い出す。 稚拙な歌は、何故か新婦に対する愛情に満ち溢れていて感動を誘う。 笑いながら泣いてしまうという喜劇の本質がここにある。 また、清水宏は「笑い」の本質に触れた言葉を語る。 そう、「笑い」とは緊張と弛緩である。 弛緩したときに「笑い」が起きるのである。 とは枝雀師匠が語っていた言葉じゃないだろうか? ハイテンションでそれを行う清水のエネルギーたるや! そして最後にやった 「海外チャレンジシリーズ~アメリカ・シアトル・スタンダップコメディ挑戦篇」 にはさらに笑った。面白すぎる。 英語がほとんど出来ない清水が電話で コメディクラブ出演のアポを取り付け、単身シアトルに渡り アメリカ人の前でお笑い芝居を演じると言う果敢な挑戦のドキュメントである。 わかりやすく噛み砕きながら語る清水のエネルギーと 状況のバカバカしさを聞いて本当に大笑いする。 と、同時に、一生懸命に人間が何かをするという行為を聞くだけで こんなにも感動できるのか?と思う。 またまた笑いながら泣いている。 エンディングで映像が流れる。 清水宏が単身シアトルに行ってコメディハウスで演じたときの記録映像である。 おお!騙された!と思った。 清水の構成力に驚く。 清水はかなりの英語力で観客を沸かせている! 用意された言葉がきちんと観客に提示され観客は受け取っている。 インタラクティブなお笑いライブが成功するのは当然といえよう。 しかしながら、その経験をお笑いにうまく変換して お馬鹿な男の話にしていく様は見事としか言いようがない。 参りました!そして、また見に来ます!
by haruharuyama
| 2008-08-14 07:59
| 舞台
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