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松元ヒロの視線は優しい。弱者に庶民に向けられている。 落語の色もの的な印象のあるスタンダップ・コメディがこうやって 「ひとり立ち」し、独自の価値を作っている。 もはやこれは松元ヒロという名の新しい話芸である。 今回は3日間連続公演。 落語の独演会でも3日連続公演はあまりない。 当日券で入った客席はほぼ満員御礼。 両国国技館なら、はやばやと「満員御礼」の垂れ幕を用意していたことだろう。 いつものノーネクタイに背広のスタイルで登場する。 舞台下手に楽屋を模した簡素なセットが置かれている。 数幕のエピソードで100分くらいの舞台が構成されている。 「もうすぐミサイルがやってくるという、大変な時に、よく起こしくださいました。」 というつかみから始まる。 時事ネタが満載のマクラから麻生総理大臣のものまね芸に。 いつもながら右肩上がりの唇を維持しながら上から目線で語る姿が面白い。 また、松元ヒロの鹿児島実業高校時代から法政大学・陸上部に入る経緯を語る。 紀伊国屋書店での公演らしく、松元ヒロの人生に感銘を与えた三冊という話題である。 まずは「資本論」(@大月書店) これを200ページまで読んで数式が出てきたのでそれ以上は読めなかった。 団塊の世代が見ると実際の体験と重なりもっと面白かっただろう。 そして、「資本論」とリンクするような形で、 小林多喜二の「蟹工船」(@新潮文庫)を挙げる。 この数年、この本が売れに売れ、貧困化社会が80年前と同じような状況になっていると語る。 そして最後の1冊がスタニスラフスキーの「俳優修業」(@未来社)。 スタニスラフスキーメソッドという演劇の身体のメソッドについては 多くの演劇人が語っていることである。 これを機会に読んでみようかなと思った。 松元ヒロは湯浅誠が村長をやった、 昨年末から今年にかけての年越し派遣村へカンパにいったときの話をしてくれる。 先日、湯浅誠の「反貧困」(@岩波新書)を読んだばかりなので、とっても興味深く聞いた。 松元ヒロはパントマイムをやっているので身体の動きがとっても面白い。 本当にキートンやチャップリンのように動く。 (彼らの動きは、通常の動きより早く見える、 通常24コマ/秒で撮影するものを20コマとか18コマで撮影しているからなのだが。) モダンタイムズの映画のシーンの一部をパントマイムで見せてくれた。 あれに音楽がついたらもっとすごいことになるだろう。 話芸と素早い動きの身体芸が一緒になっているのが松元ヒロのオリジナリティである 。また、封印した芸の話について、が良かった。 明治安田生命ホールでやった金正日という独裁者をパロディにして茶化すという芸をやったらしいのだが、 その中で朝鮮語を駆使した芸をやったそうである。 記憶が定かでないが 「マッコリマッコリ、キムジョンイル!」などといいながら身体を震わせるみたいな。 あの身体芸とともにドッカンドッカンと受けていたそうであるが、在日の友人から、 遠慮がちに言われたそうである。あれは笑えなかった。 当日のアンケートを引っ張り出して見てみると在日関係の方の名前のアンケートがなかったそうである。 そして松元ヒロは考えた。 笑いというのは、権力者をくすぐることで笑いに出来るものはいいのだが、 日本で朝鮮語を駆使して笑いにすることで 戦前からいままで行ってきた侵略の側にいたものから行われた笑いに対しては やはり笑う事が出来ないのかも知れないと思ったそうである。 ここには何らかの差別意識や選民意識みたいなものが存在していたのだろう。 松元ヒロはそのことを深くおもんばかり、今後、このようなことで笑いをとらないと決意したと、語っていた。 素直な心の変遷を語った。 金正日という独裁者をパロディとして、茶化そうと思っていたのだが、 結局そうはならなかったという事実の中に、現実が大きく横たわっていることを感じた。 そして、今回一番感動した話が大分で「いのちの授業」を行っていた養護教諭との交流の話だった。 彼女の名前は山田泉さん。49歳で昨年この世を去った。 最後に話された言葉が忘れられない。 (以下、ライブに行く方はネタばれ注意。) 「生きるとは、人に尽くすこと」 と言って、山田泉先生は静かに息を引き取られたそうである。 本公演は4月1日19時と4月2日15時の公演が残されている。
by haruharuyama
| 2009-04-01 09:09
| 舞台
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Comments(2)
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
aitaaitaさん。コメントありがとうございます。早く痛みがなくなることを願っています。緩和ケアという言葉が生活の質を保つ意味でも大切であると医師をしている友人から聞いたことがあります。
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