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フェスティバルトーキョー2009年秋が始まった。 東京都と豊島区が助成金と施設の貸し出しを協力してくれており、 こうしたイベントが始まった。ありがたいことです。 プログラムディレクターの相馬さんという女性は30代。 彼女が選んでくる演目が刺激的である。 このイベントは、そもそも、 東京オリンピック2016年誘致の一環として始まったらしい。 結局、オリンピックの開催は、始まって以来の南米開催ということで終結した。 リオデジャネイロ? いままで開催していないところでやることに、 たぶん世界中の人たちは納得するだろう。 石原さんは、さらに4年後2020年のオリンピック開催を目標にしている。 目標を設定することはいい。 それとともに、このF/T(フェスティバルトーキョー)のイベントも続けていってほしい。 メインとなる会場は、都営三田線「西巣鴨」の駅の上にある、「にしすがも創造舎」。 ここは、以前、小学校だったところが廃校になり、このような施設に生まれ変わった。 「にしすがも」というだけに「鴨の親子が歩いているようなマークが付いている。」 この辺りに昔、鴨の巣があったのだろうか? 当日券だったので、校庭だったところで並ぶ。 校庭には、維新派らしい、木造の模擬店が集合した大きな家みたいな 屋台村が建てられている。 大阪の南港に維新派を見に行って以来の屋外の屋台村はそそられるものがある。 エスニックな料理や焼き肉、焼きそばやおでんといったものまであり、 戦後の闇市のような印象も受け素敵な空間となっていた。 その異空間を抜けて、体育館だった劇場に入り公演を見る。 総勢、30名以上はいただろうか? 今回はいつもの白塗りをしている少年の役以外に、 ワンピースを着た女性が印象的に描かれていた、 それぞれワンピースの形は似ているのだが プリントの柄などが違っており、それが、面白い。 音楽に合わせて記号化された俳優たちが言葉を紡いでいく。 その言葉は意味としての言葉ではなく 音としての言葉。 発声の仕方なども含めてこれが音楽なんだと認識した。 M1からM10までのシークエンスにそれぞれタイトルが付けられており、 そのシークエンス毎に俳優が配置を変え、振り付けも変わる。 アーティスティックなマスゲームが舞台中で繰り広げられる。 音楽はCDで出していたのだろうか? 大阪南港で、豪雨の中、生演奏されていた公演が懐かしい。 維新派の描く世界はどこか懐かしい。 「茶目子」という藤原カムイの漫画の世界のような。 ただ、この「ろじ式」という言葉からもわかるように、 つげ義春の「ねじ式」からインスパイアされこの劇世界を作った、 と何かのメディアで読んだ。 そうなのかも知れない。 とすると、あの少女は「赤い花」の少女なのかな? 初潮を迎えた少女の物語だったことを思い出す。 松本雄吉さんは、こうして子供の頃の世界に僕たちを誘ってくれる。
by haruharuyama
| 2009-11-07 11:25
| 舞台
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Comments(2)
大阪に住んでいるから維新派の乱劇は南港で2度3度見たことがある。
たしかに松本雄吉さんは子供の頃の世界に僕たちを誘ってくれる。 無条件に滅茶面白いけれどその理由は劇団がいつも世代交代していて松本雄吉さんだけが古くて懐かしい座長からなのかな? おかげでいつ見ても斬新に見えるけど次の公演への期待感が湧かない。 つまりノウハウの蓄積がないからいつ見てもシッチャカメッチャッカで劇団の成長がない。 劇団の実態を詳しくは知らないけれど、大阪ならではのゴッチャ煮込み味が売りになっている。 つまり天神祭のごった煮の盛り上がりに似ている。 そこが面白いと思う人にはとても面白く、野暮を疎ましく思う人にはとても見ておれない乱雑劇なのでしょう。
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Commented
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haruharuyama at 2009-11-14 10:32
harimaoさま。コメントありがとうございます。harimaoさまのご指摘、納得です。維新派の俳優たちは記号であり交換可能なものになってしまっている。それが維新派の個性でもあり、その経験を経て俳優たちは次のステップへと進んでいくのだと思います。それが維新派であり、それを受け入れられる人は維新派を継続して見に行かれるのではないでしょうか?とにもかくにも、東京で公演があることは貴重なのでありがたく拝見いたしました。
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