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このメディアファクトリーという出版社は独特な本を販売するという印象がある。 もともとリクルートの出版部門が独立して出来た会社だそうである。 彼らの新人発掘能力は凄い。 そして、新人を起用して戦略的に売り込み、 コンテンツやキャラクターなどが一体となったビジネスに展開していく。 今後、出版社はコンテンツ制作会社というようになっていくのだろうか? コンテンツ制作会社がこれからはさらに濫立する時代を迎えるだろう。 放送局とそれに類する制作会社。 広告会社とそれに類する制作会社。 そしてWEB関係の会社がこれに続き。 以前からコンテンツを作っていた映画、音楽、ゲームなどの 制作会社や企業などが同じ土俵でしのぎを削る時代がもうすぐそこに来ている。 そのときにいかに魅力あるコンテンツを作りだすのかが重要になる。 バーンと大量に売れるものと同時に ある専門に特化したコンテンツにも需要が見込まれる。 いわゆるロングテールの思想である。 現在、ブームとは言え、この「マラソン1年生」もそのジャンルに属するのだろう。 最近、はやりの突撃ルポエッセイマンガとでもいうのだろうか? 筆者体験マンガである。 マンガにすることにより読みやすくとっつきやすい。 そしてスイスイと読めてしまう。 これはイラストレーターのたかぎなおこが女友達と メディアファクトリーの編集女史の三人で、ランニングをはじめ、 皇居外周や、近所の公園などを走り始め、 5キロ、10キロの大会に出場し、ハーフマラソンに二回出場し、 そうしてホノルルマラソンで初のフルマラソンのデビューを果たした記録である。 といっても壮絶な記録ではない。 楽しくも淡々とした軽さをたたえた記録である。 実際に体験したことを素直に記述してある。 こういった体験もののいいところは既に体験した人が読んでも、 ああ、あったあったあんなこと! と記憶を蘇らせてくれる。 だから、マラソンを走った人が見ても面白い。 そういう意味では入門書というよりも 共感書とでもいうべき本書はマーケットが広いのかもしれない。 本書は妻がこの12月に那覇マラソンで 無謀にもフルマラソンデビューするので購入してきたもの。 ランナーは一定のパターンを持って進んでいく。 まずはグッズである。 ウェアとシューズ、そして ナイキとi-pod! (靴にセンサーを仕込んでワイヤレスで飛ばしそれがI-PODとリンクするシステムがある。 後でパソコンにデータを取り込みランニングのい記録が残る。) これはまさに僕の妻と同じではないか! しかし、妻はランニングウォッチをいまだに買っていない・・・。 一番、共感したのは走ったあとの食事がおいしいこと。 走ったあとはビールも食事も本当に美味しい。 ランニングブログみたいなものを書いている人がいると思うが、 本書はまさにそれの延長線上にある。 たかぎさんのかわいいイラストがそれに華を添えているのだが、 そういう意味ではブログというメディアが本当に出版の競合になるという意味が良くわかる。 そうして質のいいブログはこうして書籍化されるのだろうな。 それを見つけ編集し、プロデュースするのが これからの編集者に求められる一つの能力なのかもしれない。 って、言ってみたものの、WEB以前も方法が違うだけで編集の仕事は、 同じだったのかもしれません。
by haruharuyama
| 2009-11-19 07:16
| 読書
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