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このカンパニーを生で見るのはこれで二度目。 いまやテレビ番組の出演などで大人気のこのカンパニー、 今回の公演で76回目だそうである。いやあ!その長寿さにびっくり。 博品館劇場は満員である。しかも若い女性が多い! 今回、仲良くさせていただいているSさんに誘って頂いた。 Sさんはマニアックな映画やドキュメンタリー映画などの趣味が合う 僕にとって貴重な人である。 このカンパニーの本公演と呼ばれているものが 年に夏と冬の二回行われているそうである。 人気が出てきて入場料も上がり、 デフレスパイラルの逆をいくのがこのカンパニーらしい。 そして、こうして景気が悪く世の中が閉塞感に満ちているときだから尚更、 彼らの公演に行って笑いたい、権威をおちょくってもらいたい と思うのも世の常だろう。 そういう意味ではこのTHE NEWS PAPERは、 最も不景気に強い集団の一つと言えるだろう。 もっとも不景気過ぎて、入場料も払えなくなったらおしまいだ! メンバーは20代?と思える男性から59歳のリーダー(渡部又兵衛)まで。 このように、多彩な年齢層の構成で出来ているコント集団は珍しい。 これも、時事問題を扱うという点では、 利点もたくさんあると今回の公演を見て思った。 新聞に毎日のように登場する有名人がたくさん出てくる。 鳩山首相、小沢さん、麻生さん、安倍さん、 小泉さん、亀井さん、田中真紀子さん、 そして海外からはオバマさんや今年亡くなった マイケルジャクソンなどなど、 これでもかというくらいの政治家の要人をはじめとする オールスターが出演する。 ものすごく似ている人もいれば似ていない人もいる。 酒井法子はその似ていない中の筆頭だった。 髪型と顔に書く線と表情の作り方で 人の顔はこうも似てくるのだということがわかった。 大変なことだ! オバマさんとタイガーウッズは同じ集合の範囲内だというのもわかった。 次から次へと変装して舞台に上がっていかなければならない 俳優さん(コメディアン?)たちは大変である。 楽屋は戦場のようになっているのではないか? そして、さらに驚いたのがこれを演出しているのは 寺田純子という女性だったということ。 出演者たちの意向も強く反映されているのだろうが、 寺田さんが演出して、 こうして男っぽい舞台を作っていることが意外だった。 この年末のコントをみると、 毎年、「今年を振り返って」という番組や新聞記事などがあるが、 それをまとめて見せてもらったかのようだった。 今年、亡くなった方々も次々と写真を投影され見ることが出来た。 たくさんの俳優や政治家の方々が亡くなったことがわかる。 政治家のコントを見ていて思った。 政治家はこうして批判や揶揄の対象にされているが、 自民や民主、その他の党派など関係なく、 彼らは一様に人間くさい人たちばかりだ! ということが肌感覚として伝わってきた。 彼らも自分たちと似たところがある事を発見し 僕たちは笑うのかもしれない。 結局は同じ人間である。 組織や立場によってその人が特徴的になっていくだけのことなんだろう。 「八ツ場ダムのレポート」は興味深かった。 立松和平と前原国土交通相が彼の地を訪れるという設定。 写真がスクリーンに投影され、現地の風景とともにスライド上映される。 その横で立松和平があの調子で朗読をする。 橋はこんな高さ(地上百メートル以上)のまま作られ道路は通り、 造成地の造成は進んでいるのだがダムの建設は行わない。 標高の高い所に忽然と新たな造成地と道路があるという構図が 日本の戦後政治のダッチロールの象徴となるだろう。 ![]() 終演後Sさんたちと「謝謝」という中華料理店へ。 彼らのやっているネタは本歌取りなので、 そのオリジナルになっている現象を知らないと 面白くない!という話をしていた。 パロディのそもそもが語られている。 面白すぎる2時間余りだった。
by haruharuyama
| 2009-12-16 07:39
| 舞台
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