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当日の、朝、ボックスオフィスに電話する。 席はどこも空いているとのこと。 D席を希望したら当日の電話予約はアトレの会員でも出来ないとのこと。 D席とZ席は当日販売のものがあるシステムがあるので、 そのようなことになっているらしい。その次に安いC席をお願いする。 C席は自分にとっては十分な席だった。 新国立劇場のアトレカードで5%割引。3990円。 このカードを持っていると当日の電話予約が出来るのが嬉しい。 あの名曲「カルミナ・ブラーナ」を生のオーケストラと大編成のコーラスで聞けるなんて! お昼過ぎに初台へ向かう。素晴らしい天気のGWである。 劇場の前でお弁当を広げている人、お茶を飲んで開場を待っている人。 温かくて天気がいいとはこういうことである。 いつもの駅前の立ち食いそば「加賀」で掻き揚げそば(440円)。 本公演は二部構成からなる。第一部はガラントゥリーズ。 幕があがると、ダンサーたちは人形のように静止していた。 やわらかなジョーゼットのスカート。 オレンジを基調としておりオレンジからベージュそして肌色へのグラデーション となっている。ダンサーの身体そのものの造形と色彩が美しい。 抑えた色使いが上品さを醸し出す。 その品の良さと音楽の気持ちよさと踊りの柔らかさがセットになって、 見ている者たちを至福の気持ちにさせてくれる。 そして、30分の休憩。 天気がいいのでみなそれぞれにテラスなどに出て 太陽の光を浴びながら休日を楽しんでいる。 欧米はこうして優雅に休日を楽しむ文化が昔からあったのだろう。 オリヴィエイラ監督の映画などを見るとそう感じる。 そして、日本もようやくこのように普通にこうした文化的行為を楽しめるようになった。 特に新国立劇場などは安い席も提供してくれているので、 天井桟敷の人々も頻繁に舞台を見に行くことが出来る。 余談だが、今度新しくなる歌舞伎座も幕見席は残すそうである。 第二部の「カルミナ・ブラーナ」が始まる。 オーケストラピットにはぎっしりオーケストラの面々 そしてピット奥にはぎっしりと数十名のコーラスの人々、 ソロを唄う男女数名がその前に立つ。 あの勇壮な曲とともにダンスが始まる。 黒いスーツ姿のプリマが切れの良い振付のダンスを踊る。 途中で天井から大きないくつもの十字架が下りて来る。 プリマの衣装が真っ赤になる。 そして若い女性ダンサーたちが登場する。 彼女たちは一様にショートボブのヘアスタイル。 その姿でハイヒールを履いて踊り続けるダンサーたち。 ものすごい人数の人々がこの舞台にかかわっている。 オーケストラ、コーラス、ダンサーたち百名に上る人々のエネルギーを 1700席余りの客席に座っているわたしたちが受け止める。 その音の柔らかさといったら、この体験は劇場に行った人でないとわからないだろう。 身体に沁み込むように音が伝わってくる。 印象的なシーンがいくつもある。 妊婦の恰好をしたダンサーやものすごく太った大食いのお金持ちたちの 身体の作り方が面白い。 終演後ヴィントレーさんは、5年前の初演と比べて格段に進化していると語ってくれた。 エンディングはオープニング以上に素晴らしく、 あの名旋律の中で全てのダンサーたちが運命の女神となって踊る。 光輪が背後に拡がる。これは太陽なのか?生命の源なのか?
by haruharuyama
| 2010-05-02 09:27
| 舞台
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