前作「女の罪」に続く、ブス会の第2回公演。
今回も女優四人だけの話。
会場が狭いので、いつも前の道路で観客が待つことになる。
原宿から代々木へ少し行った閑静な住宅街の少し坂になったところに、
何故か多くの人が集まっているという奇妙な風景が展開される。
開演20分前になったら入場が始まった。
舞台は何かの控室みたいなところ。
青木さんがフランチャイズで経営している、ハウスクリーニングの事務所である。
ここは青木さんの自宅も兼ねており、この事務所は地下にある部屋なんじゃないだろうか?
と勝手に想像する。
そこに仕事に向かう、おそうじのおばさんたちがいる。
一番、この場を仕切っているのがもたい陽子。
前田敦子という役でキャスト紹介には(37歳)と記載されている。
そして、同僚の岩本えり(乞局)も同じく(37歳)。
この二人が一番長くここで働いており、この日は新人がやってきた。
望月綾乃(ロロ)演じる小島は(27歳)。
37歳の二人が10歳年下の彼女に仕事の段取りを教えている。
決して複雑ではない仕事はすぐに覚えられそう、
ただお掃除の仕事は身体を使うので大変ではある。
そうして、新人の彼女は数日すると、この仕事をほぼ覚える。
遅れてやってくるのが専務の紹介でやってきたという
遠藤留奈(THE SHAMPOO HAT)。
彼女はモデルをしながらここで働いている(30歳)という設定。
遠藤の妙な色気とちゃっかりしたスタイルの潔さが
笑いを誘う。
そして、30歳という年齢が持つモデルとしての
ある種の限界も語られる。
妻と一緒に見たのだが、百貨店の休憩室みたいだと言っていた。
女性ばかりの職場で起こりがちなことを、
ペヤングマキはリアルに再現する。
ちっぽけなことにこだわり、誰が誰と仲がいいなどの関係性に
とても敏感な世界。僕にはとうてい知ることも出来ない、
逆に言うと遠大で未知なるな世界。
ここの女性たちが微妙なバランスでその場に成立していることが良く分かる。
まるで地球の生態系のような。
しかし、その後、ここで何人かの秘密が開示され、裏切りが行われる。
その小さな関係性の変化がドラマチックなものとなり、
痛々しいものにもなる。
それをペヤングマキはまっすぐに描く。
彼女たちの関係性が壊れてそのままか?
と思った後に、どうしようもないこれらの女性たちに対する、
愛すべき希望が呈示される。
決して劇的ではないエンディングがいい。
舞台は唐突に終わる。
こうしてスパーンと終わる舞台が少なくなった。
長くなりがちな戯曲を自ら削ぎ落としていくことはとても難しい。
ある潔さが、この舞台にはある。
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