またまた、清水宏である。
代休をとって見に行った。1日だけの公演。
先月DMが届いた。
「しみひろ急行!各駅停車!」である。
急行なのに各駅停車してたら急行じゃないのでは?
という清水宏らしいボケをかましたタイトルである。
スズナリの舞台は素のままで奥に白い布が垂らされており、
客席の手前に大きなプロジェクターが設置されていた。
それだけ。
駅で、この清水宏が面白いよ!と教えてくれた
キャスティングのHさんとばったり!一緒にスズナリへ!
開場25分前。
観客の列が丁度、スズナリを出て左側にベンチがあるのだが、
そこまで延びていた。
整理券番号40番。
限定100席なので安心。
真ん中あたりに座る。
座ったあと思いだしたのだが、通路側や一番前は、
清水宏に客いじりをされるのでなかなかスリリングな場所である、
ということを思い出す。
清水宏の選んだお客さんはとてもキャラが良い
素晴らしい味のあるお客さんばかりだった。
キャスティング能力があるというのか?
いや、これはアドリブ力?
インプロビゼーション力とでもいうのか?
即興のチカラである。
清水がこのチカラを付けているのは、
自身が毎日のように大道芸人として、東京の様々な所へ出没しているからなんだろう。
ヘブンアーティスト制度というのが東京都にはあるらしく、
ここで正式に大道芸人として登録すると、指定された場所の
スケジュールを予約して、本人がそこに行き大道芸をすることが出来るらしい。
調べてみると東京にある有名な公園は
ほとんど全てがその場所に指定されていることを知った。
清水宏がこの大道芸パフォーマンスをする話が良かった。
彼は観客巻き込み型のライブを行うのだが、観客参加型演劇と言ってもいい。
ある公園で(上野公園だったか?)清水がただ立ち尽くして
ボケーっとしていると人が集まり始め十数人が何をするのだろう?
と興味津々で見ていると、
清水が徐々に徐々に観客を巻き込んで行き、
観客たちも参加して、大きな船のようなものをみんなで運び、
別の大道芸の人のところまで船を送り出す!
というパントマイムのようなパフォーマンスをやったそうである。
その後、観客に清水がテラ銭を求めるのだが
一緒に参加したおばさんが4000円を置いていった
ということに象徴されるものがここにはある。
日本人は引っ込み思案なので、なかなか参加するのをためらう人が多い。
しかし、いったん集団で何かを始めると
それに向かって一体となってものごとを進めていくことが出来る。
一緒に行っている観客だった人たちはそれに参加して一体感を得ることが出来る。
労働でもないが、一緒に動くという行為自体が
気持ちを動かし勇気を与える。
清水宏はそのことに自覚的でないのかも知れない。
無意識に周囲の人を巻き込み一体化していく。
これは、どこかで似たような経験が?
と思ったら、
実は3・11以降の私たちの姿ではないだろうか?と思った。
大変な状況の中でそれでも一緒になって何かをやる、
ということから得られる一体感を感じる機会が増えているように思う。
利他のココロが一緒になったパワーみたいなものが確かにある。
それを清水宏のパフォーマンスを通じて感じさせてくれた。
そういう芸が出来るという意味では清水宏は貴重!
いつも清水の話は人と人がなんらかの形でつながっていき
コミュニケーションを取っていくことをやりつづけている。
そのつながりの瞬間が話の中から見えてくるから、また聞きたくなる。
大笑いしながら泣けてくる。
人って素晴らしいなあと思う。
そういう気持ちにいつもなって劇場を出ることが出来る。
彼は、今年の8月エディンバラ演劇祭に行くらしい。
2週間の滞在で何が起きるのか?とても楽しみである。
1年に数回は彼を見続けていたい。
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