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緊急対談 別役実×平田オリザ いま、こまばアゴラ劇場で「平田オリザ演劇展」というのをやっている。 平田オリザは青年団の本公演でたくさん俳優が出てくる アンサンブル的な舞台以外に少人数の出てくる舞台の戯曲を時々書いている。 平田の中ではそれは中短編小説を書くのにも似ていると インタビュー映像の中で答えていた。 それを一挙に見せながら、1階のロビーでは 過去の青年団の公演の写真などの展示をしようという試み。 約3週間にわたるその試みは、平田オリザの表現の幅の広さを知ることになる。 そこで並行していくつかのイベントが行われている。 この対談はその中の一つ。 最初プログラムの中にはなかったのだが、 平田オリザが別役さんと震災後の復興はどのようにあるべきか? ということについて語ってみたいと制作側に打診し 今回の対談が実現した。 HPの特設サイトや青年団のメールマガジン、 また高野しのぶのメールマガジンなどを見てこのイベントがあることを知った。 当日、行こうと決めたのでネットで予約出来る筈もなく、当日券があるだろう! と行ってみた。開始5分前に劇場到着。 客席はびっしりと埋まっていた。 最後列の席に案内していただき座ることが出来た。 対談後に上演される、公演「マッチ売りの少女たち」で用意されている 客席数よりも多い観客が劇場内に入っていた。ベンチが何本も出ていた。 総勢100人はいただろうか?入場料は500円。 平田オリザと別役実が登場する。 別役実は日本劇作家協会の最長老ではないだろうか? 劇作家協会員の中で唯一メーリングリストに入っておらず 事務局の担当者は別役実にはそれをFAXで送っている というこぼれ話を聞いた。 今も、手書きで原稿を書いておられ、 井上ひさしが亡くなったので、劇作家協会で唯一の 手書き原稿を書いている人なのだろう。 倉本聰なども手書きだそうだが、 手で書くことによって脳が活性化して文章の内容に影響を与えているのだろうか? もはや私などはパソコンのキーボード以外で 長文を書くことが出来なくなってしまっている。 その差みたいなものは、何かあるに違いないとは思うのだが。 いかがなものか? 対談は「マッチ売りの少女」の物語を中心に進んでいく。 この不条理劇には戦後すぐの焼け跡から復興に至る過程の 状況みたいなものが色濃く出ている。 別役実は、1937年生まれの74歳。 敗戦の年には8歳の少年だった。 満州で生まれて、戦後そこから引き揚げてきたそうである。 その時の印象からこの戯曲は書かれた部分があるのだろう。 別役実が対談の中で言っていた、震災の時の避難所で 家族が身を寄せあって暮らしている姿を見ると、 戦後すぐの焼け跡の時の風景、引き上げ船などの風景と重なると。 そして戦後、彼らは猛烈な勢いで復興を遂げた。 高度経済成長を成し遂げた。 しかし、いまは時代が違っている。 平田は問いかける。 右肩上がりの経済などという言葉が幻想になってしまった今、 復興は成し遂げられるのか?という敢えての提言をする。 別役は応える。 復興のために、 整然と街づくりをし高台に住宅地を作ってきちんとしたものにする、 というだけではいけないんじゃないか? もっと、このことに関して真正面に向き合い、嘆き悲しみ、 その悲嘆の中から懸命に生き、生きているうちに何らかの希望を見出すこと、 そのことが重要なことなんじゃないか?とおっしゃる。 宮沢賢治の「雨ニモマケズ」で 「日照リノ夏ハオロオロ歩キ」 という言葉があるが、まさに私たちはそのように生きながら この混沌とした中で何らかの新しいものを見出していかなければならない ということを力説されていた。 街と言うものは猥雑なものがないと魅力がないとも話されていた。 平田オリザが冒頭で語っていた。 私たちはいまや、公共と言う名の鎖で絡められ身動きが出来なくなっている。と。 別役さんは、その鎖を解き放ち、現実と向き合いながら、 なんとかかんとか見えてくるものをきちんと探して行きましょう! とおっしゃっていたような気がした。 そのためには時間が必要なのかもしれない。 じっくりと考えて復興していく、ということは 経済合理主義の観点からは逆の発想になってしまうのかも知れないが、 それは実は人間的にとても重要なことなのではないだろうか? という教訓的な言葉を与えてくれた。 別役実は背がとても高いのに驚いた。 3・11の震災の瞬間は浜田山の書店に寄る前に 喫茶店でコーヒーを飲もうとしたその瞬間だったそうである。 最初、立ちくらみかな?と思われたそうだが、どうもそうではない、と、 喫茶店の階段で別のお客さんと話をしていて 地震だったことを確信したとお話されていた。
by haruharuyama
| 2011-05-07 08:32
| 時事放談
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