「誰がババアだ!」矢野悦子(@小学館)
スタイリストの矢野悦子さんが自分の半生を振り返って書かれた本。
2年続けて、研ナオコさんとお仕事する機会があってお仕事をご一緒した。
ご高名は存じ上げていたので、どんな怖い人だろうと思ったら、
その仕事の仕方の丁寧さと親切さと誠実さと姿勢の素晴らしさに驚いた。
へええ!やはりこうして長く現役を続けているプロフェッショナルの人は
人格も含めて素晴らしい。
今度、ご飯を食べに行きましょうと言っておきながらずるずると2年が経ち、
研ナオコさんが岩井秀人の舞台に出るというので、
矢野さんをお誘いし、その仕事の制作スタッフの方々と一緒に見に出かけた。
その日の夜にみんなでご飯を食べていて矢野さんの半生の話になり、
それがとても興味深かったので、そう申し上げると。
そのことについて書いた本がある!ということで本書を送って頂いていた。
異動があり、忙しさにかまけてせっかく送ってくれた本を読むのが遅くなってしまった。
申し訳ない気持ちだった。
図書館で借りていた本をようやく読み終わったので、今週、一気に読み終えた。
矢野さんという人の全てが書かれたたものになっていた。
すべてをさらけだすのは勇気がいる。
それを敢えて行い文章にしたためた矢野さんの「態度」に頭が下がる。
とともにさらけだしていることが人生訓となり非常に教訓的な読み物となっている。
矢野さんは19歳で結婚し、その生活に耐え切れず、
離婚し実家に戻ってくる。
出戻りで一人暮らしをしながら何とか自分で食べていけるように
アルバイトをしながら生活をしていた、そのアルバイト先で
出会ったのがカメラマンの浅井慎平さんである。
浅井さんに誘われるままにMOSアドバタイジングという
広告制作会社にコピーライター見習いとして入り、
数年間、キッコーマンを担当する。
デルモンテトマトケチャップやマンズワインなどのコピーを手掛ける。
そのときのコピーライターは広告制作に関することは何でもやっていたそうである。
TVCM業界も草創期は同じだったと聞いた。TV番組業界も。
すべて始まりは混沌からである。
衣装や小道具を集めキャスティングしてロケ地などを決め撮影する。
そこから矢野さんも衣装を用意することなどをやるようになり、
それがその後、このスタイリストという仕事につながったのだろう。
高橋靖子さんや矢野さんがスタイリストという職業の第一世代だと思う。
矢野さんはその後スタイリストとしてタモリ、明石家さんま、長嶋茂雄、
もちろん研ナオコさんたちとの関係が長く続く。
いろいろ大変なことも書かれているので、その大変なところが
妙にリアリティがあっていい。
さんまさんのおっしゃる
「生きてるだけでまるもうけ」
という言葉が身に沁みる。
3・11以降は本当にリアリティを持った言葉となった。
女性がすっくと立って一人できちんと生きて行くという
強い意思が本書から感じられる。
本書執筆のあとだろうか?
矢野さんは思い立って大学に進学され卒業されたと聞いた。
2004年6月発行。
矢野さんは1944年生まれ。今年、67歳になる。
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