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正月休みに同級生でクラシック音楽ファンのTと話をしていたときに、 小澤征爾の話になった。Tは言った。 小澤征爾の演奏は一度は聞いた方がいいと。 世界の小澤と言われてから何年も経ち、 現在、病気療養しながら音楽活動をしていると聞いた。 ひょんなことから小澤征爾の子ども、征良と村上春樹の妻、 陽子さんがお友達関係ということもあり 村上春樹と小澤征爾は知りあうようになったらしい。 そうした縁もあり、京都で小澤征爾がやっている音楽塾に 村上夫妻が訪ねていったそうである。 その時に初めて村上春樹と小澤征爾は一緒に食事をした。 京都先斗町の料理屋だった。 京都の料理屋も世界的に有名な二人が来てさぞや驚いたのだろうか? 京都にはもともとそうした街なのか? クラシックや指揮者の思い出と言えば、 高校時代、カラヤンに夢中な同級生のグループがいて 彼らは修学旅行にも指揮棒を持ってきていたのを覚えている。 彼らは地味だけど勉強の出来るものばかりで、 卒業後、京都大学や大阪大学などの国立大学に進学した。 そのころはクラシックなんてどこが面白いのだろう?と思っていた。 高校3年生の時にYMOを聞いて音楽の価値感がひっくりかえった。 こんなにもコンセプチュアルな音楽表現があるのか?と驚いた。 それまではフォークギターとともにアリスやかぐや姫、 チューリップ、オフコース、さだまさし、松山千春などなどを 聞き唄っていた。 YMOの中でも坂本龍一が好きになり彼の奏でる ピアノの調べなどが好きになった。 学生時代に坂本龍一が出演した映画「戦場のメリークリスマス」で その音楽にくぎ付けになった。 後で知ったのだが、坂本龍一はもともと東京芸大の音楽学部出身で クラシック音楽についての造詣が深くその素養と教養からくる音楽は クラシック音楽の伝統が継承されたものだった。 そうしてクラシックを身近に感じるようになった。 さらにその後押しをしてくれたのが村上春樹の文章だった。 彼の小説やエッセイには多くの音楽についての描写がなされる。 村上春樹の作品の中に出てくる音楽についてまとめた書籍も 出版されていたように記憶している。 その中で取りあげられていた、グレングールドの「ゴールドベルグ変奏曲」 は強烈な印象を残した。 自分で初めて主体的にクラシックのCDを購入したのが この演奏の入っているCDだったように記憶している。 20代の半ばだったろうか? グレングールドのピアノの規則的で 力強いリズムを刻むような演奏に引き込まれた。 それからである。 クラシックを良くわからないながらも聞き始めたのは。 とはいえ、本書はクラシックをまったく知らない人でも とても楽しめる対談集になっている。 本当に気持ち良く読むことが出来る。 それはひとえに村上春樹の文章に負うところが大きい。 村上春樹が本書の中でも語っているけれど、 文体とは作家個人個人が持っているリズムである。 そのリズムが気持ちよく流れていけばとても気持ち良く読みやすい文章になるのです。 と持論を述べておられた。まさに納得である。 それには長い時間の推敲が必要だろう。 また村上春樹は優れたインタビューアーでもある。 特に、音楽のジャンルに関してはその見識が突出しているので とても面白いものになる。 さらに本書は、良くある対談本のように、 「都内のホテルで数時間のインタビューを数回行ったものをまとめたもの。」 というような形式ではなく、 様々な場所で何度も何度も何年もかけて行われたインタビュー(対談?)が 上手に構成され、まとめられている。 村上自身の企画発案で本書が作られることになったとはいえ、大変な労作でもある。 世界的に有名な作家がこうして丁寧に仕事をしてそれが世に出ることは 私たちにとって幸せなことである。 村上はインタビューを丁寧に行い、それを文章に記述する。 オウム真理教事件の後、たくさんの地下鉄サリン事件の関係者に対して行った インタビューをまとめたもの「アンダーグラウンド」と「アンダーグラウンド2」が 最初のそうした仕事だったのではないだろうか? とても有意義な言葉が本書の中にたくさん出てくる。 それを見つけるのも本書を読む楽しみとなるだろう。 一つだけ引用する。村上春樹の言葉。 新しい書き手が出てきて、この人は残るか。 あるいは遠からず消えていくかというのは、 その人の書く文章にリズム感があるかどうかで、 だいたい見分けられます。 ![]()
by haruharuyama
| 2012-01-17 08:18
| 読書
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