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初演2007年。この時に、日本語バージョンを見ることが出来なくて、 見た人から、あれは良かった!最高だった!何で見なかった!あなたは残念だ! といろんなことを言われたのを覚えていた。 5年経って再演があると聞き、今回はNODA MAPの先行抽選販売に申し込む。 とにかく今回は見る!という勢いが申し込みの用紙から発せられていたのか? 抽選に当たり、見に行くことが出来た。 前から三番目の真ん中というとてもいい席だった。 水天宮まで「茅場町」から歩く。東西線を使う人は 半蔵門線に乗り換えるのに九段下まで行かなければならないので「茅場町」から 歩いても到着時間はそんなに変わらない。 「華蓮」という中華料理店で昼食を食べる。坦々麺(900円)。 箱崎シティエアターミナルのあたりに「THE BEE」のポスターを持った 係の方が居て会場を案内してくれる。 「水天宮ピット」は以前学校(多分、小学校?)だったところを こうした芸術創造のスペースにしている場所。 学校の1階の部分のロビーとなっているところを抜けて校庭に出る、 その奥に以前、体育館だったところがある。 そこが水天宮ピットの劇場である。 この日は天気がとても良く、 街路樹の「ハナミズキ」が満開。劇場の暗さと外の明るさの対比が凄い。 中はシアタートラムと同じくらいの大きさである。 客席も舞台もとても大きさや雰囲気が似ている。 野田秀樹、宮沢りえ、近藤良平、池田成志の4人だけの芝居である。 筒井康隆の短編「毟りあい」というのが本作の原作となっている。 あるエリートビジネスマンの家に脱獄囚が立てこもった。 そこには妻と誕生日を迎えた息子がいる。 野田演じる「井戸」はそのことを知らず、 マスコミの取材によってそのことを知る。 携帯電話もネットもない黒電話の時代の話である。 その頃のマスメディアは圧倒的なチカラと特権を持っていた。 そしてそこに安住したマスコミ人たちは 自分たちを特別な人だと思い、ある種の暴力性を持つようになる。 権力者が無意識にもってしまう暴力性がここでは戯画化されて描かれる。 井戸は、ある捜査のプロセスで、脱獄犯(近藤良平)である「小古呂」の 家に行くことになる。そこには「小古呂」の妻と今日、誕生日を迎える息子がいた。 「井戸」は自分の妻と息子を助けるために? あるいは「小古呂」に復讐するために? この家に立てこもり、妻と息子を人質とする。 不条理な話と言えば不条理なのだが、 それがとても寓話的に見えてくる。 短いスカートと胸が大きく空いたワンピースを着ている 「小古呂」の妻(宮沢りえ)。 妻の職業はストリッパー。 大胆な衣装で体当たりの演技をする宮沢。 相変わらずの上手さに感心する。 4人の俳優たちは様々な役を演じ、息つく暇もない。 1時間半少々とは言え大変な運動量である。 マスコミを介して復讐の連鎖が始まる。 マスコミがこの連鎖を増大させている。 「井戸」がまず「小古呂」の息子の指を1本ずつ切り落とし、 相手に送り届ける。 と、相手から「井戸」宛てにも同じようなものが送り届けられる。 それが延々と繰り返される。 妻は犯され、息子は指を1本ずつ切り落とされる。 これが終わるころには全ての命が失われてしまうだろう? 復讐の連鎖は何も産みはしない。 が、現実に復讐の連鎖は世界のあらゆるところで行われている。 パレスチナ問題しかり、アルカイダのテロと米国のことしかり、 日本でもたくさんそうしたことはあるだろう。 やったらやり返す。 何故、人間はそうした行為をすることになったのか? 「ハムラビ法典」の時代からある言葉「 目には目を!」というのは本当に公正なことなのか? もっと別の選択肢があったのでは? エンディング少し前に繰り返されるシーンが美しい。 非日常だと思われていたことが毎日繰り返されることによって 日常のように見えてくる。 このシーンの繰り返しが今回は一番印象に残った。 日常を繰り返すことによって愛情が生まれるのではないだろうか? そんな愛おしいシーン。 本公演は東京では5月20日まで、 そこから全国を巡回し6月末まで上演は続く。 俳優たちは怪我のないように気をつけて続けて欲しい。 紙やゴムを効果的に使ったセットと演出も印象的!
by haruharuyama
| 2012-04-30 09:56
| 舞台
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