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「デジタルサイネージジャパン2012」に行って来た。 毎年、6月に行われているこの展示会も今年で4年目だったと思う。 2009年の「DSJ2009」はリーマンショック後の日本に対して ある種の希望に満ちたイベントだった。 デジタルサイネージが「電子看板」と呼ばれなくなり ジャンルと名前は浸透していった。 渋谷のヒカリエにも、新たなサイネージが出来たし、 何年か前の品川駅の高精細縦型サイネージなどが出来た時は 話題になったものだった。 今年はどうだったか? 昨年よりも規模がさらに縮小され、 ハード部分での進化はいまのところ一段落したような感じだった。 高精細のモニターも4Kモニターまで。 シャープや三菱電機が大きなブースを出していたが、 昨年以上に驚く出来事はない。 先日行われたアップルコンピューターの次世代OS(i-OS6)の発表や 新しいマックブックプロの発表の方がどれだけ刺激的だったかわからない。 これらの発表は未来を示しているから刺激的なのである。 そうした未来を示すことが出来るのが、 アップルやグーグル、フェイスブックや、アマゾンと言った プラットフォームのグローバルナンバーワン企業ばかり。 そこにはハードとソフトが連携し一体となった 環境づくりが行われている。 デジタルサイネージの世界で現在、一番欠けているのは、 そこのところなんじゃないだろうか? その欠落してるところを確信できたのは この日行われた特別講演だった。 佐藤尚之(さとなお)がソーシャルメディアと デジタルサイネージの関係について話す。 その後30分ばかり デジタルサイネージコンソーシアムの中村伊知哉(慶応大学教授)と 対談が行われた。 さとなおさんは、まず、ソーシャルメディアを使った 現在の情報社会についての説明をしてくれる。 そこでコミュニケーションデザインが変わったことは3つ。 1、メディアニュートラルになったこと。 2、生活者が「自分ごと」感を持つこと。 3、to peopleからwith peopleへ! ここのポイントをベースに考えて デジタルサイネージの世界に目を転じると、 実際のデジタルサイネージはインフラだけがあり、 それ自体が人に伝えたくなるような面白いものなんだろうか? という基本的な疑問をさとなおさんはストレートに発言されていた。 現在の、デジタルサイネージは、 単なる情報(それも面白味のないもの)を拡大するだけに 留まってはいないか? デジタルサイネージがソーシャル化するためには、 「本当に人に教えたくなるか?」 というのが重要。 そのためにはやはり面白くなければならない。 技術者発想のモニターやネットワークの仕組みはある、 しかし、そこからさらに進化して クリエイティブな発想をしたアイデアのある表現があまりに少ない。 そこを考え直さないとデジタルサイネージの未来はない。 単に既存のCMをデジタルサイネージで 流しておけばいいのか?ということをまずは考えるべきだ。 その文脈からさとなおさんは海外の優れたOOH(屋外広告)の事例を挙げてくれた。 どの場所でどういたことが行われ、 どのようなキャンペーンをすべきか? ということが優れた海外のアイデアのある事例から見えてくる。 そのアイデアをすっ飛ばして、 単なるコルトンやポスターが動画の再生出来るモニターになっている というだけでは人は見向きもしない。 そこが、デジタルサイネージの未来の大きな課題である。 一番、サイネージが見られるのはキャプティブな場所。 とらわれているという意味らしいのだが、 そういった場所ではデジタルサイネージはとても効果的だとさとなおさんは言う。 キャプティブな場所とは、電車の中、エレベーターの中、 信号待ちの交差点、レジの列で待っている状態、 ファーストフード店の注文待ちの列などもそうだろう。 そこでいかに効果的で面白いものを流すか、 あるいは、特殊な場所でその場と時間に応じた アイデアを持ったコンテンツを発信すること。 ソーシャルの発信が拡がれば、 その費用対効果は莫大なものになる。 そのためにはまずは 「クリエイティブなアイデア」である。 これは、ある種のチャンスとも言えないか? さとなおさんがソーシャルの未来は、 すべてのウインドウがシームレスになっていくというような イメージを持っていらしたが、とても面白いと思った。 よりオープンでよりシームレスになるという原則が ソーシャルやITの技術の最大の特徴なのではないか? と改めて思った。
by haruharuyama
| 2012-06-15 07:11
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