西瓜糖という演劇ユニットの旗揚げ公演。
文学座所属の山像かおり、松本祐子、奥山美代子の3人が
今年の1月に結成したらしい。
戯曲は秋之桜子、演出は松本祐子。
本作は、映像テクノアカデミアの声優俳優科の中嶋祥子の案内で知った。
平日の昼の公演に行ったのだが客席は満席で補助席も出て大盛況。
ある旧い日本家屋の離れが舞台となっている。
第二次大戦後すぐの日本。
進駐軍のアメリカ兵たちがやってきて、
これから復興というそんな時期。
東京の郊外のお屋敷だった場所に、
そこに縁があった人たちが集まってくる。
このお屋敷の本宅は
空襲?で焼失してしまい、焼け残った離れで住んでいる人と、その周辺の人たちが登場する。
戦後すぐの時代を丁寧に掬い取る。
衣装の汚しなども含めリアリティがあり、当時はこんなんだったろうなあ!
という風景が見えてくる。
戦災孤児の女の子(中嶋祥子)がこの離れの軒下に住んでいる。
ここの主人は画家である。主人の友人(若松武史)は、戦前出版社を
やっておったのだが空襲で焼失していまい、今はカストリ雑誌を発行している。
夜は駅前の闇市でカストリ焼酎を飲み女を抱くという生活を送っており、
その女はスナックみたいなものをやっており
米兵相手に生活をしている。
こうしたたくましい人たちと対比的に描かれるのが、
この屋敷の息子の主人である。
画家の男はカストリ雑誌に絵を
掲載してもらおうと妻をモデルに絵を描き続ける。
が、その絵は芸術的でありエロスがないと言って、
カストリ雑誌には掲載されない。
いっぽうで出版社を経営していた若松の絵がエロチックで
世間に受けると言われ掲載が続く。悩む芸術家の男。
蔵にこもって妻を裸にしスケッチを続ける男。
妻の妹(この離れに同居している)が画家である義理の兄に
私をモデルにしてくれ!と懇願する。
当時の濃い人間関係の中から生まれてくる
どろどろとしたものが描かれる。
ある事件をきっかけにして、妹は言葉を失う。
それと引き換えに言葉を獲得したかのように描かれる戦災孤児。
彼女はこの家の養女となり一緒に暮らしはじめる。
庭の井戸端に派いんげんがの蔓がある。
どうしようもない絶望の現状からもいんげんは生き返り芽を出そうとする。
戦後の復興と現在の震災からの復興への想いが
ダブルミーニングで描かれたのか?
とにもかくにも彼らの人生は続いていく。
1時間45分の舞台。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-17955278"
hx-vals='{"url":"https:\/\/haruharuy.exblog.jp\/17955278\/","__csrf_value":"4b98d640ab17524393a947b162f030003ee04cb8f9afef26a4feb7be52f90ef0f825db7f2c10ebc1063401d205e5a8a011d7ad5028bb344c12d734f3e8c53758"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">