午前10時の映画祭。ビリー・ワイルダーのシリアスな名作。
これを最初に見たのは20代の半ばだったように記憶している。
「アパートの鍵貸します」みたいな映画を期待して行ったら
まったく違う印象の映画でその時のくらーいイメージが残っていた。
今回、改めて見ていろいろなことが理解出来た。
往年の大女優が「サンセットブルバード10086」の
お屋敷に暮らしている。
執事と彼女だけの二人暮らしにもかかわらず
バスルームのついた部屋が8つもある。
ハリウッドで売れない脚本家の男が借金取りに追われ、
たまたま迷い込んだのがこのお屋敷だった。
往年の大女優は彼に恋をしてこの屋敷に住まわせ、
彼女が主演の映画の脚本を書いてくれと依頼する。
男は困惑しつつも借金などのこともあり
それを受け入れ彼女をパトロンとしてヒモのような生活を送る。
執事は大女優の元夫であり、
彼女宛ての手紙をファンからの手紙と装って毎日出している。
パラマウントの映画会社が出てくる。
50年代の黄金期の映画スタジオと映画会社の実際がわかる。
パラマウントの脚本部?に勤める女性と脚本家の男は
ある友人のパーティで知り合うことになり、
共同で映画の脚本を書き始める。
男は夜な夜なお屋敷を抜けてパラマウントへ行き、
彼女と深夜まで脚本を作り続ける。
大女優のために作った脚本はすでに出来ていて
その脚本を実際の大映画監督セシル・B・デミル(実際の本人が出演している!)に
撮ってもらおうと届ける。
まったく音沙汰がないので、しびれを切らした大女優は
執事の運転する車に乗って脚本家の男とともにパラマウントに乗り込む。
確かに彼女は往年の大女優だったことが、
パラマウントのベテランスタッフたちの応対でわかる。
しかし、その栄光は過去のものであるということも同時にわかる。
過去の人としてスタッフたちは懐かしがりレスペクトをするのだが、
現実は最早彼女に価値を認める人はいなくなっている。
彼女はそれに気がつかない。
永遠に夢を見続けることの悲劇。
ハリウッドというところが持っている虚飾の世界があぶりだされる。
永遠の虚構の中を大女優は生き続けている。
ハリウッドに対する痛烈な皮肉であり、
これは今の映画業界や芸能界にも通じるものがあるのかも。
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