新しくなった東京芸術劇場での公演。
地下1階にも劇場が二つある。
向かって左が「イースト」向かって右が「ウェスト」。
椅子がとても座りやすい。
軽そうできゃしゃなんだがしっかりしていてクッションがいい。
内装も変えられておりとても居心地のいい空間となった。
地下1階の吹き抜けとなったフロアも
一面オレンジに塗られており統一感がある。
本公演は柿喰う客の新作、書き下ろし公演!
作・演出の中屋敷法仁が久しぶりに筆を取った。
テーマは「生きる」ということ。
ものすごくストレートな表現である。
アフタートークで中屋敷さんが語っていたのだが、
神社などで奉納のための舞台というものがある。
典型的なのが「能楽」の上演だが、
そうしたものにしたいという想いもあったそうだ。
開演前には雅楽のような音が流れていた。
人間や動物が様々な形で生きていかなければならない。
それは時には無法にもなる非情の世界でもある。
イヌの世界とヒトの世界が並行して描かれる。
先日「おおかみこどもの雨と雪」という
アニメーション映画を見たが、それの実写版?みたいな?
もちろん、おおかみとイヌは違うのだが。
イヌとして生を受けたものたちも
生きていかなければならない人も同じことだ。
彼らは「イノチ」を食ろうて自らの「イノチ」を永らえさせる。
そうして、新たな「イノチ」を作るために彼らは交じわう。
これらのことを象徴的に描く。
神話的な世界を描くのに、
俳優たちは黒をベースとしたスタイリッシュな衣装で演じる。
言い方が悪いがホストクラブの男性とクラブの女性のような。
男の語りで舞台は始まる。
「私たちは何ものでどこから来てどこへ行くのか?」
そう自問自答しながら世界を読み解こうとする。
舞台の中央に鉄骨で作られた
ジャングルジムみたいな段違いになった鉄棒が
円形に拡がっているようなセットがある。
それが山にも見え森林にも見えてくる。
柿喰う客らしく効果音や音楽がふんだんに使われている。
俳優たちはその大音量に負けない声量と
身体能力を持ってこの難解な戯曲に向き合った。
七味まゆ味の身体がいい。
動きに切れがあり、イヌの子どもとしての目がいい。
そして深谷の発声がいい。
いつも思うのだが大口を開けて驚いたような表情を見せる
深谷のあの顔はとても印象に残る。
今回は俳優として久しぶりに中屋敷法仁も舞台に上がっていた。
アフタートークは徳永京子さんの司会で、
池袋の神社の宮司さんと中屋敷法仁との鼎談。
ここで貴重なお話を聞いた。
絵馬は持ちかえって人に願い事を見られないようにすること。
そしておみくじのいいことが書いてあるものは持ちかえり、
携帯し次に来ておみくじを引くまで持っていること。
枝に結ぶのは「凶」や「大凶」などの悪いものである、
ということを初めて知った。
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