このシリーズも本作で三作目。
「マクベス」「リア王」と続いて、
ローマ時代の政争を扱ったシェイクスピア劇。
アフタートークで作・演出の中屋敷法仁が言っていたのだが、
この時期(2013年2月)はまだ、民主党は解散総選挙を
言いだせずにいると思っていたのに、読み誤ったと。
ローマ時代には、一瞬の裏切りや代表者の死で
政権が大きく変わる。
いまの日本の状況にも似たこの劇を、
いまだからこそ上演したかったのだと。
結果として、現実の方が早かった。
12月に民主党政権は解散総選挙を行い
結果、自民党政権となり安部首相が「アベノミクス」という
おまじないをひっさげて今、政権を運営している。
民主党の議員についていた多くの秘書たちは
廃業や転職を余儀なくされ、
逆に自民党の新たな議員は新しい秘書などを雇うことになる。
一回の政権交代でこれだけ多くの人が動き人生が左右される。
それはローマ時代から延々と繰り返されていたんだな
ということを中屋敷は本作を通じて伝えたかった。
このシリーズはいつも女優だけのキャストで上演される。
シーザーもアントニーもブルータスも。
「ブルータスおまえもか!」
という台詞はあまりにも有名。
本作で中屋敷は
この時代設定を幕末から明治にかけての日本に設定している。
というわけで台詞も「おまえさんもかい、ブルータス」となっている。
袴姿の竜馬みたいな姿の深谷由梨香がブルータスを演じる。
乃木大将みたいな明治時代の軍人の衣装を着ているのが
シーザー(川上ジュリア)。
こういう時代だからか、歌舞伎や大衆演劇的な言葉遣いが多用される。
七五調の調子のいい台詞はまさに歌舞伎調。
見栄を切るようなポーズも随所に挿入され、
見せ場のクライマックスへと進んでいく。
幕末を舞台にした政権交代を描いたすべて女優の演じる時代劇。
これが本作「発情ジュリアス・シーザー」!
テキストは、シェイクスピアの原作に忠実。
3月3日まで!
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