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寺山修司が亡くなって今年でちょうど30年が経つらしい。 没後30年ということで、様々な企画展が行われている。 シネ・クイントでは寺山修司の映画の回顧展を行っているし、 イベントや文学館などでの展示会なども行われており とても盛り上がっている印象。 僕の先輩で演劇を見続けて来た人は必ず寺山修司のことを語る。 路上劇などというものも寺山修司が始めて有名になった。 また法規制ギリギリのところでゲリラ的な活動をしていたという意味でも 寺山修司はその当時の若者のヒーローだったのだろう。 1970年代から1983年で亡くなるあたりまで 彼はマスコミの寵児でもあり世間を騒がせ続けた。 とともに彼の創作した活動はどれもインパクトが強く評価が高い。 学生時代、特集上映などで寺山修司の映画を何本か見た。 その独特な世界観にぶっとんだ記憶がある。 そうした活動をパルコなどの堤清二が率いるセゾングループは支援した。 パルコ劇場が出来て40年が経つらしい。 40年間コンスタントに優れた舞台を送り出し続けて来たという意味でも この劇場の存在はすばらしい。 40年経ったとは思えないパルコのビルを見て、感慨に浸った。 雨が降る渋谷。 渋谷マルイの1階の吹き抜けになったスペースでは 9人組?の女の子たちが唄って踊っていた。 「さんみゅ~」というグループらしい。 彼女たちが唄っていた「ほほにキスして」って 以前のリバイバルソングだな!と思いながらパルコへの坂を昇っていく。 劇場はたくさんのお花で埋まっていた。 豪華キャスト、八嶋智人、片桐仁、常盤貴子、松重豊。 そしてオーディションで選ばれた男女合わせて16人の総勢20名となる舞台。 演出は維新派の松本雄吉。 以前、維新派の公演を見に行ったら常盤貴子さんが来ていて、 あれは本公演への布石だったのか? その公演は池袋の西武百貨店の屋上で行われ、その日も雨が降っていた。 ![]() 維新派らしいフォーメーションで音楽的な台詞の表現が延々と続く。 それが聴いていてとても気持ちがいい。 独特なテンポとリズム。 変拍子というらしいのだが5拍とか7拍の拍子などを使っていくのが 松本さんらしい技法であると言われている。 そこに寺山修司が書いた詩とも台詞とも思えないような 言葉のイメージの断片が発声されるのである。 途中、八嶋さんや片桐さん、松重さんがコントともつかないような おかしなことを繰り広げる。 このパートは松本さんと一緒に上演台本を手掛けた 「少年王者館」の天野天街の手になるものだろう。 音楽と照明、音響などの技術スタッフが一流なので 完成度の高い舞台となっている。 そして凄いキャストと才能ある松本雄吉や天野天街などの参加。 それらの才能がバラバラに呈示されてくるのが少し残念だった。 ここを一貫する何か強いものがあると もっと印象的になったのでは? 常盤貴子の少年の姿がいい。 あの少年がこの舞台を貫きながら20人すべての俳優たちが 一体となった舞台が見られるといいなあ? そして、その実現はあとひと頑張りで 可能になると思うのだが。 いかがでしょうか? 5月16日まで。 ![]()
by haruharuyama
| 2013-04-27 08:47
| 舞台
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