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ロマン・ポランスキー監督、1933年生まれ。今年、80歳になる。 この監督の長年の友人でもあるドキュメンタリー作家が ポランスキー監督の自宅でインタビューをしそれをまとめたものが本作である。 ポランスキー監督の波瀾万丈の人生を聞き、 こんなにドラマチックな人生を送っている人はそう多くないだろうな?と思う。 そしてコンスタントに優れた映画を創りつづけている才能はまさに天才。 ポランスキー監督の処女作は「水の中のナイフ」(1962年)有名なタイトルである。 初期の代表作は「ローズマリーの赤ちゃん」(1968年)。 そして中期の代表作が「チャイナタウン」(1974年)、「テス」(1979年)。 「テス」のナスターシャ・キンスキーの鮮烈な登場はインパクトが強かった。 最近の代表作と言えるのが「戦場のピアニスト」(2002年)である。 ![]() ポランスキー監督自らのワルシャワ体験を基に制作された この映画はまさに傑作である。 ポランスキー監督は1933年にパリに生まれたのだが、 その後すぐにポーランドに引っ越しをする。 そしてすぐ後にナチスが台頭。 ポランスキー監督はユダヤ人。 あの時代、ユダヤ人がポーランドに! 歴史を知っているひとはそれだけで恐ろしい気持ちになるだろう。 ワルシャワでポランスキーの一家はゲットーと呼ばれる 壁で囲まれた場所に収容される。 複数の家族で家をシェアしながら住むということを余儀なくされた。 その後、母親が収容所に送られガス室で処刑される。 父親や姉も収容所送りになり、ポランスキーは 親が残した財産とともに知人宅に預けられた。 終戦を迎えポランスキーは父親と運よく再開でき、 姉と一緒に住むことになる。 ポランスキーは子供のころから映画が好きで 映画館でプログラムピクチャーを見て育ったらしい。 ポランスキーはワルシャワの大学で映画を専攻する。 そして29歳で友人たちと作った映画が「水の中のナイフ」。 スタイリッシュなフィルムは、フランスのフィルムノワールの 映画を想起させる。 その後、ポランスキー監督はワルシャワからロンドンへ、 そしてハリウッドに移住する。 当時の映画監督の典型的なサクセスストーリー。 そこでポランスキー監督は「ローズマリーの赤ちゃん」(1968年)という 名作を撮影する。 その後女優のシャロン・テイトと結婚。 シャロンが妊娠8か月の時にカルト教団のマンソン・ファミリーらによって 惨殺されてしまう! その後ポランスキー監督は、児童わいせつの容疑 今でいう未成年への淫行で逮捕され、 拘留され国外追放となる。 この件が数年前にまた取りざたされたので ポランスキー監督のこのスキャンダルを覚えている人は多いのでは? 監督は、その行為の事実を認め謝罪し、 ポランスキー監督と関係した女性はそのことを赦した。 彼女が、私生活にどんどん踏み込んで来たマスコミが 逆に許せないというのが本当のところだろう。 ポランスキー監督はとても魅力的である。 インタビューした当時は70歳代であるが、ものすごく若々しい。 ポランスキー監督はその後、新たな女性と出会い再婚し、子供を授かり、 そして「戦場のピアニスト」などの傑作を生んでいく。 本作はその壮絶な人生を インタビューとともに振り返りながら当時の彼の映画や 写真などが挿入されとてもわかりやすい半生記を知ることのできる 貴重なドキュメントとなった。94分。7月12日まで! ![]()
by haruharuyama
| 2013-06-17 09:51
| 映画
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