今年も、三鷹市芸術文化センターが主宰する
「Mitaka Next Selection」が行われた。
今年で14回目となるこのセレクションは
新進の劇団を毎年紹介し続けている。
過去の公演を行った劇団でとても有名になった劇団もいくつもある。
今年はこの「玉田企画」から始まり、その後「シンクロ少女」「鳥公園」と控えている。
どこでこうした劇団を見つけてくるのかしらないが、
とにかく新しいことをやろうとしている劇団を積極的に見つけてきて、
この劇場で自由に実験を行ってもらっている。
その潔い姿に頭が下がる。
玉田企画は青年団演出部の所属だそうである。
青年団演出部は多くの才能を世に出し続けている。
柴幸男や前田司朗、サンプルの松井周、などなど。
そして彼らは常にオリジナリティ溢れる舞台を作り続ける。
今回の舞台も、、そのあまりの不条理な展開に
思わず笑ってしまうというものだった。
最初、苦笑とも言えるクスクス笑いが観客席で散発的に起きるのだが、
それが時間が経つにしたがって会場全体をうねるような笑いに変えていくのである。
演劇の「お笑い」はとても難しい。
その中でも会場をうねらせるような笑いを体験できるのって
1年に1回あるかないかくらい。
宮藤官九郎や三谷幸喜、KERAの舞台でもそんなにない。
そうした笑いで会場がうねる体験が久しぶりにできた舞台だった。
宮藤官九郎の「中学生円山」じゃないけど、
本公演では、男子中学生たちが登場する。
ある地方の田舎街の旅館。
といっても高級旅館じゃなく、学生たちが合宿で泊まるような庶民的なもの。
地下には卓球をするところがあるような典型的な宿である。
そこに顧問の先生(永井秀樹)と中学生卓球部員たち。部員は4名。
1年生が1名、2年生が1名、そして3年が2名。
部員たちは顧問の先生が今度、学校を異動することを知り、
自分たちの卒業も含めて先生へのお別れのための
サプライズパーティを計画している。
そこでは、奇妙な出し物や先生への贈る言葉などが計画されている。
男子中学生の考えるおバカで純粋な考えと行動が笑いを誘う。
つづいて、この旅館に宿泊しているOLの二人組が登場する。
女二人は同じ職場に勤めている同級生。
一人の女の彼氏も一緒の3人での旅行である。
男も彼女たちと同じ学校の同級生。
男は彼女にたかって暮らしており、今回の旅行費用も全部彼女に出してもらっている。
それを良く思っていない彼女の女友達。
自販機の前でこの女性二人組と顧問の先生がばったり出会う。
そうして、話が奇妙な方向にずれていき変なことが次々と起こる。
大人たちの事情に翻弄される中学生たち。
その対比がむちゃむちゃ面白く
こんなに面白くていいのか?というくらい変な舞台となった。
常識的な人は怒るかもしれないが、
この超シュールな展開のこの舞台、強力おすすめです。
9月8日まで!


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