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本作を見ることになったきっかけは、ある日、 映像テクノアカデミアの事務局に映像翻訳科の卒業生であり 現在、字幕翻訳の仕事をしている木村佳名子さんが訪ねて来てくれたから。 木村さんが自分が翻訳した映画がもうすぐ新宿で上映されるということで わざわざお知らせに来てくれたのだった。 面白い映画を翻訳して字幕に紡いでいくという作業は 大変だけどやりがいのある仕事だろう。 しかも、その仕事が映画の原版が残る限りの残り続ける。 映画のエンドロールの最後に、「翻訳 木村佳名子」とクレジットが出る。 本作はエンドロールにも工夫があり、最後まで楽しく見ることができた。 ところで、韓国の「建築学概論」という映画は、独特の甘い恋愛映画で話題になったらしい。 この映画もその「建築学概論」や「サニー 永遠の仲間たち」と同じような系統に 属する映画だそう。1994年から2005年までの約10年間を描いている。 台湾の16歳から社会人までの約10年間。 「青春!」という言葉がまさに「青春」だったころの青春映画である。 こうした「青春!」を描いた 映画やドラマが日本では少なくなってきたなあ!と思う。 純愛ものもしかり? そうしたものをいまも描いているのは台湾や韓国なんだろうか? 韓流や華流にはまるというのはそうしたことも一つの原因なのでは? 日本が失ってしまいつつあるものがその中には確かにあるのかもしれない。 この映画は「切なさ」ということを描いた映画なんじゃないか? 映画を見終わったときの感想がそこに集約された。 「切なさ」 という感情って東アジア圏以外の人は、もっているのだろうか? 悲しみとあきらめとがないまぜになった甘酸っぱいもの。 ある種の諦観を含めた愛情の中にその「切なさ」がある。 高校3年生の18歳の同級生たち。 日本の高校生よりも幼い感じがするのはお国柄だろうか? 中高一貫の台湾の地方の街の進学校。 ここで勉強をやらず日々を過ごしている男の子と真面目で美人のヒロインの女の子の 恋物語を中心に話が進んでいく。 ヒロインの女の子がいろいろな見え方をする。 吉高由里子や石原さとみ そして以前の女優だと水野美紀や横山めぐみを思い出す。 やさしい顔をしたヒロインがキツメの優等生のキャラを演じる。 そういうキャラだからこそ彼女が崩れて自信を喪失してしまう シーンなどが魅力的に見えてくる。 一方の男の子は、山本太郎に似ている。 山本太郎が高校時代ダンス選手権で「メロリンQ!」などというギャグを やっていた頃の山本太郎とダブって見えてくるのだった。 そうして彼らは高校時代の思い出を持ちながらそれぞれの道を歩んでいく。 自己の原点が高校生活にあるという人は、 いまの日本にもたくさんいるのではないだろうか? 40台の後半になると高校や中学の同窓会が頻繁に行われるようになるらしい。 その思いでを引きずりつつ かなわなかった想いを持ちながら生きていくというところに 「切なさ」 を見てしまうのだろう。 前半は、典型的なラブコメ的なトレンディドラマか?と心配したが、 後半になるにしたがって状況の葛藤から生まれてくる その「切なさ」にやられる。 胸の奥がきゅんきゅんとなるストレートな映画でした。 ![]()
by haruharuyama
| 2013-09-22 10:10
| 舞台
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