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この公演の魅力は何よりも「北品川」の街一帯で行われたことに尽きる。 東海道五十三次の一番目の宿場町品川。 日本橋を出てこの地でまずは一泊する。 川島雄三監督、フランキー境主演の映画「幕末太陽伝」の舞台にもなった品川宿。 旧東海道の面影が色濃く残る街、 北品川商店街としての街づくりがきちんとできており 電柱を地下化してとても素敵な場所となっていた。 リニアモーターカーなどの敷設で今後さらに重要なターミナル駅となる 品川の少し先にこんな場所があったなんて本当にびっくり。 京急品川駅の次の駅が「北品川」。そして、「北品川」の次が「新馬場」。 この二つの駅の真ん中あたりにフリースペースの「楽間」がある。 「新馬場」の駅の南側には以前「イマジカビデオセンター」という 映像編集などをするポストプロダクションがあったので 何度か訪問していた。 余談だが、石原プロ制作の「西部警察」という連続ドラマがあったのだが あの警察署の玄関は、イマジカビデオセンターの玄関が造りこまれ ロケが行われていた。 品川駅からスマホを起動してグーグルマップを頼りに向かう。 第一京浜を御殿山の手前で左に折れ、そのまま京急の踏切を渡って南下する。 御殿山から実際に下る形になり、標高1・2メートルなどの表示板が登場する。 ここは漁師の街だったことが良くわかる。 屋形船の看板がいくつも見えてくる。 鯨塚を超えて、あれ?一本海側を歩いているな?と思って、 少し第一京浜の方へ移動すると、そこは、観光名所のような商店街。 台風の影響の雨で路面が濡れていてさらに情緒を醸し出す。 ![]() 商店街をうろうろとしていると、作・演出家の高井さんを発見! 「楽間」に到着。商店街のちょうど真ん中あたりに そのスペースはある。着いたのが19時15分くらいだったろうか? 金曜日の夜ということもあり、商店街の居酒屋や食事処は 多くのお客さんでにぎわっていた。 ![]() 舞台はこの「楽間」を起点に北品川の街を オリエンテーリングのように地図をもらって散策するというもの。面白い! 各ポイントを支持され地図を頼りにその場所へ行く。 すると、そこに係の方や俳優さんがおり、何らかの演技をする。 「上演中」という看板が置かれ、短いシーンが演じられる。 このシーンは後で「楽間」に戻ったときに見る演劇とリンクしている。 カフェやゲストハウス(これは明らかに外国人向けだろう。)そして 囲碁クラブや神社などをめぐる1時間の旅に出る。 当日は台風の影響もなく雨が降らない状態での上演が出来てなによりだった。 本公演、奇跡的に雨を避けながらの時間帯。 北品川のまちを堪能したのち「楽間」に戻ってくると飲みものがサービスされる。 北品川らしい日本旅館のようなおもてなし。 そして、それからこのスペースで演劇が始まる。 舞台はもちろん「北品川」周辺。 ここである事件が起きたのだが、それにかかわる「あの人」を巡る このまちの住人たちと働く人々の物語。 「あの人」についてこのまちにかかわる様々な人々が発言する。 そして、彼らの会話や発話を通じて、このまちについてさらに理解し、 まちで暮らすということの大切なものが見えてくる。 職住接近のまちに住み、そこにアーティストが居てこうした活動をし、 地域と一緒になって盛り上がる。 演劇の持つ原初的な魅力がここにはある。 アーティストインレジデンスという言葉があるが。 アートとまちが一体となることによって、大きな価値が生まれてくる。 東京タンバリンらしい俳優たちのスタイリッシュな群舞もある。 地域の協力もあってのことだろうが、とても貴重な演劇体験ができた。 次回の場所は?次回公演が楽しみ。 ![]() ![]() ![]()
by haruharuyama
| 2013-10-26 10:38
| 舞台
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