このシリーズも第5章!あと2章でこのシリーズも終わる。
連続ものではなく1エピソード毎のお話となっているので、
いままでのシリーズを見逃していてもまったく問題ない。
今回の第5章は太田莉菜の魅力が炸裂している。
クールビューティでツンデレ系の女性が好きなあなた、
是非劇場に足を運んで太田莉菜演じるロシア人の
研修生カーシャの姿を見てください。
第5章のエピソード8「遠距離狙撃2000」はまさにそれをストレートに描いたもの。
「ゴルゴ13」のエピソードがふんだんに出てくる。
「アサシン」という映画があったがロシアの暗殺者が登場する。
その暗殺者は何とカーシャのロシア軍時代の教官でもある。
この二人のロシア時代の思い出を交えつつ、物語は進行していく。
ロシアから高官が日本にやってくるのだが、
そのロシア人「赤いゴルゴ」(カーシャの元教官)が
その高官を狙撃しようとしている。
ロシア本国から
それを阻止するためにカーシャを助っ人に出してくれという依頼がある
。警視庁の警備課の上官である
今回のゲスト高島礼子がカーシャを警視庁本庁に呼び出し、
この案件についての話をする。
辻本貴則監督の演出は終始クールで
ある緊張感に満ちている。
そして口径50ミリなどのライフル銃?などが登場し
武器の好きな人にはたまらないのではないか?
大音響で銃が発射される音が劇場内に響きわたる。
そして、ロシアの高官の来日の日がやってきた、
太田莉菜は暗殺者を狙撃するために・・・。というもの。
その後、どうなるのかは見てのお楽しみ。
とにかく緊張感がハンパない!
続いてのエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」は
うってかわっての、ホラーと怪獣もの?などがごっちゃになった
スプラッターコメディ?とでもいうもの。
ここでも太田莉菜がクールにコメディを演じており、
ああ、こうしたキャラがコメディで立ってくる描き方があるんだ!と思った。
実は「クロコダイル・ダンディ」という映画を私はちゃんと見ていないので、
その映画と関係があるのかどうかがわからなかった。
とはいえ演出されたものを見ていると
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」やサム・ライミの描く
スプラッター・ホラーのB級映画の要素などがてんこ盛りな印象!
監督は、このエピソードをどの方向に持っていきたかったのか?
特車二課の敷地内に大きなマンホールがあり、
過去に事件がありながらく封鎖されていた。
その封印を外して地下にいった整備班たち。
彼らは時価20億円と言われる白いワニが産む真珠を取りにいった。
しかし彼らは帰ってこない、
仕方がないのでレイバーの操縦者たちが応援に行くというもの。
太田莉菜がライフルを持ち、真野恵里菜や福士誠治がそれに続く。
地下でおきるドタバタがアクションカメラを使って
画面分割などをして見せる、新たな手法の「ブレア・ウィッチ」かな?
ラストのおっかけっこが笑える。
レイバーが最後、化け物と対峙して・・・。
その後は見てのお楽しみ。
毎回、派手な爆破や破壊があり、これってアニメの世界の定番だが
実写でやるとすごい迫力になるんだなああ!とその大きな違いを感じた。
10月18日!本日より2週間限定公開!
太田莉菜ファン必見。