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今年もいって来ました。Inter BEE。 正式名称はInternational Broadcast Equipment Exhibition 日本語に訳すと国際放送機器展。 TVに関するありとあらゆる機器が展示され、 今後の映像制作・放送業界の未来がここから見えてくる。 毎年、ここに行って情報を集め、いろんな人に会い話を聴く。 今回も何人かの知り合いと出会い、立ち話をする。 東北新社グループのポストプロダクションにいらしゃる 堀内さんのお話が印象的だった。 「機材もさることながら『何ができる』が軸に。設備産業からスキル産業に!」 というもの。機器展なのにスキルか!と思った方も多いかも知れない。 でもこれはある意味では事実。 機器が不要なのではなく機器の価格破壊が起きており、 高額な設備投資をしなくても済むような 映像制作のシステムが出来上がりつつあるということ。 事実、アイフォン1台あれば高画質な映像が撮影、編集できてしまう ということはみんなが知っていることだろう。 設備投資が必要でなくなった今こそ、 人材への投資が重要な課題になるということだ。 そして、そうした人材を育成する場所が確実に必要になる。 ノウハウを共有してそこから新たな仕事のスキルを身に付ける 場所やイベントがますます重要になってくるだろう。 このInte BEEもまさにその場所を提供している。 3日間だけではあるが、短い期間の中に 多くの人が一堂に集まることによって より情報が集積しやすくなっている。 このイベントも今回で50回だそう。 民間放送の開始とともに始まった。 とともに放送局や制作会社、ポストプロダクションは 技術や機器の進化に応じて変化をしつづけていた歴史でもある。 では、2014年はどうなのか? 目についたのは「4K」「ファイルベースワークフローシステム」 「カメラ搭載のドローン(ラジコンヘリ?)」などだろうか? NHKの放送技術研究所が8Kの3Dの上映会をやっていたのだが 予約がいっぱいで見ることが出来なかった。 またコードを結束するためのマジックテープだけを販売するブースや 箱馬の制作販売なども行われていた。 これまでの映像関連の大手キヤノンやSONYなどの機器メーカーに加え 海外のイノベイティブな商品、GO PRO、ブラックマジック、REDなどなど もとても勢いがあり多くの人が集まっていた。 キヤノンのブースではシネマEOS、C100MarkⅡや 7DMarkⅡなどの実機に初めて触れることができた。 各ブースでは製品を説明するためのセミナーがひっきりなしに行われている。 カラーグレーディング、編集、コンポジット、撮影、などなど。 機器メーカー以外のソフトウェアのメーカーだと、 今年もAdobeが大きなブースを出してCCの さらなる普及を狙った戦略が見えてくる。 Adobeが弱みにしているカラーグレーディングなどを 強化したソフトを紹介するセミナーを開いていた。 その他にはアビッドの4K対応? その中で注目はブラックマジックの「FUSION」というソフトではないか? と堀内さんから伺った。 ブースに行ってみると展示はされていたのだが 特に目立った情報がなく、フレームとどう違うのだろう? ということを思った。 ただこの商品は業界の価格破壊のイノベーションを起こしている。 まだ日本では30ライセンスくらいしか導入されていないらしい。 しかもフリーでダウンロードもできるらしい。 イベント会場内ではPRONEWSが動画コンテンツ配信のための 現場取材を行っていた。 ステディカムとそこから伸びたバックパックに いろんなものが入って、バックパックにはモニターが映し出されている。 このシステム面白い!マラソン中継などでも使用できそうである。 今回は50回ということで、 特別ライブ&パーティが開催された。 あのライゾマティックスがライブに絡んでいるということで行ってみた。 メッセのイベントホールはとにかくデカい。 スタンディングなので1万人は入るんじゃない? みたいな場所に若者を中心に多くの観客が集まった。 プログラミングで制御され音楽と馬鹿でかいスクリーンに 映し出される映像がシンクロする。 数組のアーティストのパフォーマンスライブを見た。 パフュームの振付をしているMIKIKOさんの振付ダンスと 3体のドローンが一体となったパフォーマンスがあった! これって、NHKのプロフェッショナルでやっていたあの手法! 番組で紹介されていた スパイラルホールでライゾマティックスの 真鍋さんがやっていたことが、ここで 新たに再現された。 一番驚いたのはドローンに高輝度のLEDライトを仕込んで ドローンからアーティストにライティングしていたということ。 それを音楽に合わせてON&OFFをしたり角度を制御したりする。 今回は舞台上だけでのパフォーマンスだったが 花道みたいなものを作ってドローンとともに登場する みたいなことがこれから出てくるだろうなあ!と感心して見ていた。 放送機器展からイベントも含めた映像と光と音楽などの融合が これからのInter BEEの新たなマーケットになって行くのかもしれない。 装置をどのように使うのか? そのための本質的なスキルが求められる時代になった。 そのための人材育成は本当に、急務であり 今後、もっとも大切なことになって行くのだろう。 次の真鍋さんはどこに?
by haruharuyama
| 2014-11-22 07:57
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