燐光群 久しぶりの観劇。
座・高円寺のステージいっぱいに駅のプラットフォームが。
そう、この舞台は駅のプラットフォームで起きる8分間の出来事を描く。
8分間というのは作・演出の坂手洋二さんが日常的に使用している
駅の鈍行列車のダイヤの間隔らしい。
1本電車を乗り過ごすと8分待たなけらばならない。
鈍行、急行という順番になっており
4分間隔で列車が運行されているのだろうか?
日本の特に東京の列車の運行事情は素晴らしい。
どんどんと列車がやってきては大量の人員を運び届ける。
事故などがあったときにはスマホに情報が飛ぶ。
最近は人身事故の情報も良く流れてきている。
情報社会がそうした出来事を瞬時に発信し、
私たちにとって電車の人身事故が身近になってきているような気がしていた。
プラットフォームのドアの親切なども進んでおり
危険な場所には警備員が立って転落事故などを防止するようになった。
それでも事故は減らない。
新宿駅などを歩いていると人のあまりの多さに
これらの人たちが全てプラットフォームにいたら
空いたスペースなんかほとんどないよな?と思う。
俳優が総勢22人出演している。
所属している俳優の多い燐光群ならではの舞台。
実は、こうした電車ネタの短い芝居を見たことがある。
村松利史さんが主宰した演劇だったか?
その劇作をしたのが山内ケンジさん。
山内さんの初期の作品だったように記憶している。
総武線を扱ったその戯曲はとてもシュールで面白かった。
実はこの戯曲も何度か同じ状況が繰り返され
少しづつ変化していくというものだった。
坂手洋二は8分間の出来事をタイムループというSF的な手法を使って繰り返す。
細田守監督の初期の傑作、アニメ映画「時をかける少女」などでも使用された手法。
ある男が飛び降り自殺しようとする男を助けようとして
プラットフォームの端に走っていく。
そのシーンが来るとそのシークエンスは終わりとなり
8分間の新たなプラットフォームでの展開が始まる。
それが11回繰り返され、それ以外の要素も入れて120分のお芝居となった。
プラットフォームと電車の間に足を挟まれた女性を
救出しよつとするところからこの8分間は始まる。
のだが毎回、微妙にその話が違っており、
観客はそれらを見ていろんな要素を組み合わせ、
一つの物語を見つけようとする。
その物語は観客それぞれによって違うかも知れない。
推理物みたいな要素もある構成。
観客が参加して考えさせる構造はとても演劇的である。
そうした実験的な要素にトライしながら
坂手洋二らしい現代の問題点がセリフの中に挿入される。
非正規雇用の問題、秘密情報保護法などなど。
「きょどった人をディスる」(挙動不審な人のことを貶すみたいな意味らしい)
という言葉
「これが日本語でしょうか?」
というセリフがとても坂手洋二さんらしいなあ!と思った。
何とこの日は竹下景子さんと坂手さんのアフタートークがあった。
竹下さん、いつまでも綺麗でかわいい。
30日まで。

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