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作・演出 畑澤聖悟。 高校演劇がももクロの映画&演劇「幕が上がる」などで盛り上がっている。 毎年、なべげんの公演がゴールデンウィークに上演される。 多くの劇団がこの時期に公演を打たない。 というのもみんな行楽に外に出かけてしまうから。 なべげんさんがこの時期に公演を行うのには理由がある。 作・演出の畑澤聖悟は青森の高校の教員であり演劇部の顧問でもある。 ということは普通の日に休みが取れないのである。 土日やこうしたお休みを使って公演をするというスタイルで行っている。 青森で演劇をやり続けるということは 別に生計を立てる方法を持たないと出来ないだろう。 東京でも演劇だけで食べていけてる人は本当に一握りの方たちだけではないだろうか? 俳優さんたちがアルバイトをしながら演劇活動を行っているという話はよく聞く。 それが出来る環境なだけに東京は世界一多様な演劇を行っている 場所のひとつとなったのではないだろうか? これから働き方が変わるだろう、という話をよくする。 いくつかの柱を立てそれを同時並行してやりながら生きて行くというもの。 昔のお百姓さんみたいな。 「百姓」とは、まさに百の仕事で生計を立てていたことからくる言葉らしい。 たとえば週3回働き、週2回演劇活動を行い、 週1回別のことをして稼ぎ 週1回は休日みたいな働き方である。 IT化と高効率化がそれを可能にするのでは? と思うのだが、みなさんはどう思われますか? 本作は時代の流れとともにその働き方が変化していくということを、 青函連絡船というモチーフを使って人の人生になぞらえて描いた作品である。 九州の劇団か何かで飛行機のキャリア同士が飛行機の被り物を頭につけて語り合う という演劇があったと聞くが、これはまさにその青函連絡船版とでもいうもの。 本州と北海道を鉄道で結ぶための連絡船がこの青函連絡船というものだった。 明治41年就航開始。 高度経済成長とともに日本の物流が拡大し、 人も物も多くの物資が日本中を駆け巡るようになった。 それに伴い、船の数も増えていき 一時期は30分に1本という間隔で青函連絡船が往復していたらしい。 しかし国鉄の分割民営化(1987年)とそれに伴う合理化で 青函連絡船の扱いが縮小し、1988年には青函トンネルが開通し、 そのトンネルの開通式の日が青函連絡船の就航の最後の日となった。 船はそこでお勤めを終えるわけではなく、他の国で働いたり 別の用途となって働いたりする。 時代の変化に対応できないものは別の役割を与えられ それも不要となった場合にはお役御免となる。 俳優たちが青函連絡船を演じているのでモノなのに どんどんと人情劇のようになっていく。 そして、そうした人情を感じる風土があの場所にはあるのだろう。 本作はこの後、青森と函館で上演が行われる。 実際に現地の人はこれを見てどう感じるのか? とても興味をもった。 ![]() ![]()
by haruharuyama
| 2015-05-06 08:02
| 舞台
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