『踊る戯曲3』とある。
ちなみに「その1」は安部公房の「友達」
そして「その2」は別役実の「マッチ売りの少女」を上演したらしい。
今回の原作はベルトルト・ブレヒトのあの有名な「三文オペラ」である。
クルト・ワイル作曲の「マック・ザ・ナイフ」を知っている方は多いだろう。
演出・振付・構成はスズキ拓朗。
2007年にこのチャップリンが好きだからこの名前にしたという劇団を結成したらしい。
とにかく終演後にメロディが頭の中を何度もリフレインした。
三鷹の駅までの15分間がとても楽しいものになった。そんな舞台。
音楽を担当したのは「時々自動」の朝比奈尚行。
5人の音楽家がいろんな楽器を駆使してメロディを奏でる。
いつも思うのだが舞台公演に生演奏が入るとその贅沢さがさらにパワーアップする。
しかも今回は出演者もものすごく多い。
30人はいるだろう出演者が舞台を縦横無尽に動き回る。
この演出をここまでするのはさぞや大変なことだったろう。
マック・ザ・ナイフのマックことメッキースを中心とした女遍歴の物語として
スズキ拓朗は本作を構成している。
その、なんだか、セクシュアリティのある感覚が舞台中に拡がる。
男女が絡むシーンがダンスと音楽と一体となり、なまめかしく美しい。
そして、見ている側の本能を刺激し、真剣に見入ってしまう。
そんな独特な経験が出来るだろう。
「乞食の友商会」の娘、ポリー役のエリザベス・マリーがいい。
少し、中川 翔子に少し似ている彼女は、顔が小さくて細くて小柄。
なのにダンスの切れが良く素早くしかも歌がうまい!
スズキ拓朗ことマックと二人でダンスをするのだが、
その何度となく繰り返される動きをずーっと見ていても
ちっとも飽きないのだ。
マックはほかにも元彼女や娼婦ともねんごろになったりする色男である。
こんなどうしようもない暗くて陰惨な時代だからこそ
生を精一杯生きようとした性なる?いや聖なる男の物語でもある。
壮大な3幕劇を1時間50分に圧縮し
テンポが良く誰もが楽しめるのにもかかわらず、
たくさんの演劇的挑戦が同居した不思議な舞台でもある。
11月1日まで。


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