ドラマ「下町ロケット」の出演、そして年末ドラマ特番「赤めだか」(@TBS)の
原作者でもある立川談春。この日もたくさんの楽屋花がホールのロビーに飾られていた。
そうした話をマクラで延々と話してくれる。
この日は13時~と17時半からの2回公演。
13時からの公演を見たのだが、終わったのが16時過ぎと
何と3時間の長丁場!
聴いている方は楽しくていいが、
演じる方はへとへとになるだろう。
そんなことの積み重ねが談春の独演会の価値を生み、
お客さんがいつも満員でチケットの一番取れない
噺家さんとなったのだろう。
この日は運よく、この独演会に行けなかった人の代打で
拝見することができた。年に数回の落語はとても楽しく、
やはり見るとまた行きたくなってくるのが世の常である。
それが高じた落語ファンがこの会場に詰め掛けている。
まずは前座の「立川こはる」の「のし鮑」(のしあわび)、
息子が親に言われて祝儀の席にお祝いの「あわび」をもっていくのだが、
という話。
こはるは爽やかな持ち味があるんだなあ!と聴いていて思った。
それをどう活かすか。
その後、談春登場「下町ロケット」や「赤めだか」のマクラを聴いたのちの「明烏」。
真面目で信心深い商家の若旦那を、これでは固すぎる、
と旦那さんが近所のにいさん二人に頼み
お稲荷さんへおこもりでお祈りに行こうという体で吉原に連れて行くというお話。
人物造形がいい。
落語の面白いとことは話している人のセリフで
隣の人がどうしているのかが見えてくるところ。
今回も随所にそんなシーンが入って面白かった。
仲入り後、「子別れ(下)」。有名な落語なのだが、初めて聴いた。
「子別れ」は「下」以外に、「上」「中」があるらしく。
「下」ではその経緯が過去の事として語られる。
酒飲みの大工がおっかさんと息子をおいて放蕩するという「上」、
おっかさんと息子は出て行き吉原の女と一緒になるのだが、
その女はいつのまにか失踪してしまうという「中」
そして、それをきっかけに「番頭さん」のアドバイスもあり酒を辞めて
改心し今では棟梁と呼ばれるようになった、その男が
木場の手前で息子にばったりでくわしてという「下」からなるらしい。
そして「子別れ」は「下」でしょう!と一緒に行った三浦一派の方々に伺った。
なるほど、とても面白く、笑わせ、泣かせる。
親子の持つ普遍的な愛情を見て泣き、子供のこまっしゃくれた様子を見て笑う。
その緩急のつけかたがいい。
そして、どんな人の人生をも肯定してしまうところが落語には必ずある。
そうして私たちはたった一人の噺家さんが繰り出す芸を通じて感動をもらうのだろう。
下げをどこにもってくるのかをドキドキしながら見ていてたという
三浦一派の見巧者さんのお話を横目で聞きながら、
見方も深くなればなるほど、また別の楽しみもあるのだな!と思った。
帰宅して家にあった桂文楽の「明烏」を聴いて、
これは、
まったく別者なのだ!と驚くとともに
噺家は演出家でもあると確信したのであーる。
本年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

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