副題は「『管理職』はなぜ仕事に追われているのか」。
原題は「MANAGING」というシンプルなタイトル。
いつも、こうした副題をつけるセンスが大切だな、と思う。
とともに、この副題だけで本書の全貌はまったく語られていない。
仕事に追われている理由ももちろん本書の中で説明されているのだが、
それだけで、マネージャーの仕事を語ったことにはならない。
マネージャーの仕事とは現場と向き合い多岐に渡って様々な問題と直面し、
その葛藤や矛盾の中で折り合いをつけながら前へ進んでいくことである。
ということが本書には書かれている。
その解決策は現場や環境によって異なり、完璧な解法などといくものがなく、
試行錯誤しながら前進していく。
複雑で難解で困難な事象に向き合いつづける仕事とも言えるだろう。
そして、彼らはその状況を楽しみ、様々な関係者とコミュニケーションしながら
前へ進んでいく。
ときどき冷静になって自らの行動を振り返りながら
きちんと自分の頭で考えてどうしたら最善の策が考えられるだろうか?
と考え続けている人。
それが本書で言うところのマネージャーの仕事。
もちろん職階によってマネージャーの業務は変わってくる。
取締役や執行役員クラスのマネジメントと現場マネージャーのそれは明らかに違う。
しかし、それぞれの場所でそれぞれのマネージャーが問題に向き合い
懸命に働いている姿が本書では具体的実例を挙げて活写されている。
著者のヘンリー・ミンツバーグさんは本書執筆にあたって
29人の様々な種類のマネージャーをそれぞれまるまる1日取材している。
国連難民職員から国立公園の管理官、
飛行機会社のマネージャー、通信会社のセールスマネージャーなどなど。
巻末に彼らの1日を追っかけたレポートが掲載されているのだが、
とにかく十数分単位で違う人とあったり電話したり会議をしたりしている。
その姿を見て、とても労働生産性が高い!と思った。
日本の働き方とまったく違うスピードがそこには流れており
長時間労働を行わず、短時間で物事を進めていくという文化が
カナダや米国、などの人たちには浸透しているのだな!と実感するだろう。
日本の生産性の悪さを解消する方法を真剣に考える時期に来ているのでは?
そうすることによって、家族と過ごす時間が増えるなどの幸福度は
確実に上がっていくはずなのだが?
いかがなものでしょうか?
そんなことをいろいろと考えさせられる良書です。2011年1月発行。
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